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炎上しない企業情報発信 ジェンダーはビジネスの新教養である
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2018/10/18 |
JAN | 9784532322373 |
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炎上しない企業情報発信
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
企業情報もそうですけど、実際に発信する際に受け手についてどこまで想像できるか。旧来の発信メディアでしか生きてこなかった、それで生きてきてしまった人がついつい気づかないで侵してしまう領域って結構多い。実際、なんで?反応見てから調整しようとしてたにしては、お粗末なってコトが散見する昨...
企業情報もそうですけど、実際に発信する際に受け手についてどこまで想像できるか。旧来の発信メディアでしか生きてこなかった、それで生きてきてしまった人がついつい気づかないで侵してしまう領域って結構多い。実際、なんで?反応見てから調整しようとしてたにしては、お粗末なってコトが散見する昨今。企業の側にたち、有名なプリンセス商法がいかにしっかりとした背景で展開されているか、ここまで考えて動いてこそな世の中になっているだぞと。気づかないのは旧時代な人間と括られてしまうのが今のご時世なんだろうな。
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1975-2018までの間にみられた日本の広告PRにおけるジェンダー規範的に問題がある事例を多数確認しながら、それらの広告PRのどこに問題があるのかを整理する。次に、2010年代ではカンヌのグラスライオン賞など、積極的に旧来のジェンダー規範を乗り越える広告PRが奨励され名声を勝ち...
1975-2018までの間にみられた日本の広告PRにおけるジェンダー規範的に問題がある事例を多数確認しながら、それらの広告PRのどこに問題があるのかを整理する。次に、2010年代ではカンヌのグラスライオン賞など、積極的に旧来のジェンダー規範を乗り越える広告PRが奨励され名声を勝ち得ている事例を紹介し、同時代の日本の広告PRが相対的に遅れている現状をさらに鮮明にする(著者は明確に「日本は遅れてる〜」などとは煽らないが、書籍の構成として日本の多くの広告活動がジェンダーの点で遅れている事は明らかだとわかる)。 途中ではアプローチが変わり、ディズニーが1980年代以降になってからいかにして自社のジェンダー規範を更新して、世界水準の大企業であることと、ジェンダー含む社会的正義に関する信念を発信することとを巧みに両立させられるようになったのかが分析される。議論の主題となるのは、遅れた女性観が保持されているとしばしば揶揄される白雪姫・シンデレラ等の【ディズニープリンセス】の表現史である。治部によれば、ディズニーは1960-80sのアメリカで巻き起こった第一世代フェミニズム運動(ウーマンリブ等)を受けて、『リトルマーメイド』から『アナと雪の女王』に至るまで、プリンセスに託されるジェンダー観が少しずつ、ジェンダー中立的に書き換えられてきたということだ。 総じて、「ジェンダーに気を遣っていたらビジネスなんてやっていられなくなる」などと溢すビジネスパーソンのいいわけじみた怠惰さを、語り口はソフトに、しかし実質としては手厳しく、掣肘する報告になっていると思われる。また、ジェンダーを世界が重視する時代になったことに対応してゆく必要を痛感しながらも、系統的な手がかりが身近に乏しく困っている各業界の人々にとっても、この本は導きの手となりそうだ。 ところで広告関連の資料がWebにしかないことが多かったため、調べながら読んだ。内容はこちらに個人的なメモとして残している。https://min.togetter.com/AegfUw0
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前半は自分でも覚えているCMなどの炎上事例。 企画者のメンバー選定や少しの注意で炎上回避できそうな短期解決策。 後半はディズニーの事例。企業全体で広範な調査、マーケティングをしてプロダクトに活かしていて興味深い。 ここまでの力を入れられるかは、対象がその企業のメインプロダクトその...
前半は自分でも覚えているCMなどの炎上事例。 企画者のメンバー選定や少しの注意で炎上回避できそうな短期解決策。 後半はディズニーの事例。企業全体で広範な調査、マーケティングをしてプロダクトに活かしていて興味深い。 ここまでの力を入れられるかは、対象がその企業のメインプロダクトそのものなのか、プロダクトをアピールするための活動なのかで違うと思う。
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