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右手にミミズク フレーベル館文学の森
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右手にミミズク フレーベル館文学の森

蓼内明子(著者), nakaban

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右手にミミズク フレーベル館文学の森

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フレーベル館
発売年月日 2018/10/18
JAN 9784577047316

右手にミミズク

¥385

商品レビュー

4.4

6件のお客様レビュー

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2022/06/02

日常を送る中で何かしら不自由を感じる時がある。人によって右と左が分かりにくかったり黒と青が見分けにくかったり。あえて言葉にする必要がない場合や恥ずかしさで平静を装うことがあるが案外口に出したら「私も」と言う人がいるかもしれない。一人で抱えきれなくなったら誰かに相談するのも1つの手...

日常を送る中で何かしら不自由を感じる時がある。人によって右と左が分かりにくかったり黒と青が見分けにくかったり。あえて言葉にする必要がない場合や恥ずかしさで平静を装うことがあるが案外口に出したら「私も」と言う人がいるかもしれない。一人で抱えきれなくなったら誰かに相談するのも1つの手段だと思った。

Posted by ブクログ

2021/02/27

小学校6年生の話。活発で気が利いてやさしいけれど、右と左の区別がパッとできない(ゆっくり落ち着いて考えればわかる)男の子が主人公。数字が大好きな子と、食いしん坊の子の二人の仲間の男子だけにこっそり打ち明けて、ウッソーと言われながらも「そういえば俺もエスカレーターとエレベーターとど...

小学校6年生の話。活発で気が利いてやさしいけれど、右と左の区別がパッとできない(ゆっくり落ち着いて考えればわかる)男の子が主人公。数字が大好きな子と、食いしん坊の子の二人の仲間の男子だけにこっそり打ち明けて、ウッソーと言われながらも「そういえば俺もエスカレーターとエレベーターとどっちがどっちかわかんないんだよな、そういうことか」と受け止められる(ちょっと違うんだけどな、とも思いながら)。凛とした雰囲気でクラスカースト(自分が子供だった頃にも現象はあったけれど言葉は無かった)のどこにも属さず図書室で漫画を描いている転校生の女の子、ぶっきらぼうだけれど利発で周りをよく見ている子が主人公の左右問題に気づいていて、「わからないなら書いちゃうのが一番でしょ」と油性マジックで右手に右、左手に左、と反応する間もなくグイグイ書かれてしまうも、実際に役に立つことに気づき、気のいい主人公は「あれ便利だったからまた書いてよ」と頼むと、「両方じゃなくて片方だけでいいと思う」と頭脳明晰さをサラリと出して文字ではなくイラストを逆さまから描いてくれる(ミミズクのみ、は右のみ)というのがタイトルの意。転校生の少女の家庭のことと、運動会に向けてクラスをまとめるにはどうしたら良いか、という二つを軸にした爽やかなお話。短くてスッと読めてしまったけれど、大変満足して読了しました。他の作品も読んでみたいです。

Posted by ブクログ

2020/01/13

「どちらが右手か左手か、わからない」というストーリーで 克服する様子が書いてあるのかと思っていたが、いい意味ちがった。 子どもの成長とクラスの団結

Posted by ブクログ

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