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サイレンズ・イン・ザ・ストリート ハヤカワ・ミステリ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2018/10/19 |
JAN | 9784151833021 |
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サイレンズ・イン・ザ・ストリート
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商品レビュー
3.9
11件のお客様レビュー
慣れてきたのか、前作よりも読みやすかったです。 とりあえず1巻の序盤で投げ出さなくて良かったです。 このままシリーズを追いたいと思います。
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面白かったー。ミステリーとしては、御都合主義で主人公ショーンの頭脳で解決というより、運で真相が判明した感はある。地道に積み重ねる捜査は、決して無駄ではないがスマートとは言えず、青天の霹靂のような救いや発見があり、ようやく点と点が結びつくような感じ。だが、捜査過程は、事件の真相がど...
面白かったー。ミステリーとしては、御都合主義で主人公ショーンの頭脳で解決というより、運で真相が判明した感はある。地道に積み重ねる捜査は、決して無駄ではないがスマートとは言えず、青天の霹靂のような救いや発見があり、ようやく点と点が結びつくような感じ。だが、捜査過程は、事件の真相がどこに転がっていくのか全く読めない興味の持続と、殺伐・退廃した北アイルランド事情、個性的で多面的な登場人物が、うまくブレンドし重層的で厚みのあるものとなっている。まだ未熟さはありながら、妙に達観し哀愁漂うショーンの語りもくせになる。
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本作を読んで一番に思ったことは、やはりシリーズ物は順番に読むべきだということだ とりあえず興味をそそられたので評価点の高い4作目から読んでみよう(なぜ4作目から読み始めたか思い出した)というのはFBIが仕掛けた罠なので気をつけたほうがよろしい それにしても本当にハードボイルド...
本作を読んで一番に思ったことは、やはりシリーズ物は順番に読むべきだということだ とりあえず興味をそそられたので評価点の高い4作目から読んでみよう(なぜ4作目から読み始めたか思い出した)というのはFBIが仕掛けた罠なので気をつけたほうがよろしい それにしても本当にハードボイルドらしいハードボイルドといえるシリーズで、バーボンウイスキーはショットグラスで飲むという方には是非お勧めしたい ハードボイルドといえばひねくれ者で頑固なタフガイが主人公と相場は決まっていて、本作の主人公ショーン・ダフィもまさにその通りの人物であり、実は自分はそのタイプの主人公はあまり好きではないのだ本来は しかしながらダフィはもう大好きだ 理由はダフィの二人の部下クラビーとマティとの関係性にあって、これがもう完全に「舐められてる」のだ 舐められているがそこには深い尊敬と信頼が込められていて、この3人のやり取りがダフィを愛すべき人物として形づくってるんよね セリフだけでは伝わらないかもしれないけど面白かったダフィのセリフを 工場跡地を捜索中にどちらがコンテナの中を調べるかでクラビーと揉めて 「確かにコイントスには負けたが、巡査部長への昇進試験で俺の助けが必要になったときは覚えていろよ」 仲が気まずくなっている女医(病理医)と会いたくなくてぐずぐずしているのをクラビーに咎められたダフィが病院の受付に 「キャリック署のダフィ警部補です。こっちは私の精神的指導者のマクラバン巡査刑事」 ダフィの指示に「それ、なんの意味があるんすか?」と言い返すマティに向かって 「ウィリアム・シェイクスピアの言葉にこういうのがある。“いいからやれ、汝、このくそったれ“」 他にもたくさんあるし、上司のブレナン警部とのやり取りもいちいち面白いんよね さぁ次は5巻だ!
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