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綿畑の小屋
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綿畑の小屋

ジム・トンプスン(著者), 小林宏明(訳者)

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綿畑の小屋

定価 ¥2,750

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文遊社
発売年月日 2018/10/12
JAN 9784892571459

綿畑の小屋

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2025/09/29

オクラホマに住む19歳の高校生、トミー・カーヴァーが主人公。トミーは近所のドナと付き合っている。が、ドナの父親が殺され、その場にトミーのナイフがあったことからトミーは捕まってしまうが・・・ トミーはへこたれない。物語の随所随所にトミーの生い立ちや、ドナの家族、そしてオクラホマとい...

オクラホマに住む19歳の高校生、トミー・カーヴァーが主人公。トミーは近所のドナと付き合っている。が、ドナの父親が殺され、その場にトミーのナイフがあったことからトミーは捕まってしまうが・・・ トミーはへこたれない。物語の随所随所にトミーの生い立ちや、ドナの家族、そしてオクラホマという土地とインディアン、黒人、白人との関係が語られる。そのオクラホマでトミーは生きていくのだ。 「内なる殺人者」に続いて読んだが、片や内なる狂気、こちらはトミーが内なる部分に秘めているのは、まっとうに生きたい、という強い生命力。同じ1952年に発表されているが、家族構成としては、どちらも母が生まれてすぐ死んでいる設定。 オクラホマについて説明しているところが興味深かった。 トミーの家族はミシシッピから15年前にオクラホマに移ってきた、白人家族。オクラホマでは”文明五部族”~クリーク族、チョクトー族、チカソー族、チェロキー族、セミノール族~は1817年ごろオクラホマに移住を始めた。深南部からやってきて、いわゆる”涙の旅路”を経験した。そして裁判所や学校などを持つインディアン・ネーションを設立し、連れてきた奴隷とともに白人と同じように農業をし綿花を作った。インディアンは土地は部族全体のもので私有の発想はなかったが、白人がやってきて、ある時点でインディアンに土地を割り振った。その時点で生まれていた者は「オンタイム」という姓。それ以後に生まれた者は土地所有は無く「トゥーレイト」という姓になった、といういわれがある、などと説明される。ドナはオンタイム姓で父親は広大な土地を持っていた。その中の一画をトミーの父は買って、綿花を細々と作っているのだ。富めるインディアン、貧しいインディアン、貧しい白人がいる地域。しかもドナの父は混血で妻は白人。トミーを裁く判事もインディアンとの混血だ、などとある。こういう設定を配しているのが興味深い。 1952発表 2018.10.15初版第1刷 図書館 文遊社 ジム・トンプスン 出版一覧 http://www.bunyu-sha.jp/books/detail_hanpatsu.html 「天国の南」2017.8.1 「ドクター・マーフィー」2017.11.1 「殺意」2018.3.30 「犯罪者」2018.10 「綿畑の小屋」2018.10.15 「脱落者」2019.3 「バッドボーイ」2019.7.30 「雷鳴に気をつけろ」2020.9.30 「漂泊者」2021.3.31 「テキサスのふたり」2022.6 「反撥」2022.10

Posted by ブクログ

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