1,800円以上の注文で送料無料

すべての道は役者に通ず
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

すべての道は役者に通ず

春日太一(著者)

追加する に追加する

すべての道は役者に通ず

定価 ¥1,870

1,100 定価より770円(41%)おトク

獲得ポイント10P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2018/10/05
JAN 9784093801058

すべての道は役者に通ず

¥1,100

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/11/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

織本順吉・加藤武・宝田明・山本學・左とん平・中村嘉葎雄・上條恒彦・山本圭・石坂浩二・藤竜也・橋爪功・寺田農・江守徹・西郷輝彦・武田鉄矢・火野正平・勝野洋・滝田栄・中村雅俊・笑福亭鶴瓶・松平健・佐藤浩市・中井貴一という23人の役者たちへのインタビュー。 23通りの人生や演技論、役者としての覚悟のそれぞれに惚れ惚れし、感嘆した。皆が映画やドラマの監督やプロデューサーだけでなく、共演した先輩俳優についても話しているところが印象的。

Posted by ブクログ

2020/11/28

昭和の伝説の大スターを知り語ることができる最後の世代の現役大ベテランの証言、との基調で読んでみた。 特に織本順吉が語る岡田英次ら、寺田農が語る市川雷蔵、山本學が語る田宮二郎、中井貴一が語る笠智衆、そして佐藤浩市が語る三國連太郎が味わい深かった。

Posted by ブクログ

2019/04/06

ベテラン俳優インタビュー集、第2弾。 「週刊ポスト」に連載されているが、かなりカットされている。春日太一はあまり登場せず俳優の言葉をつなげているスタイル。春日太一が深い知識と愛情があるのでこれだけの言葉を引き出させているのだということが分かる。スターにはスポットライトがあたるが...

ベテラン俳優インタビュー集、第2弾。 「週刊ポスト」に連載されているが、かなりカットされている。春日太一はあまり登場せず俳優の言葉をつなげているスタイル。春日太一が深い知識と愛情があるのでこれだけの言葉を引き出させているのだということが分かる。スターにはスポットライトがあたるが、こうした名バイプレーヤーの言葉を集めたものがなく、もったいないことがよく分かる。含蓄ある言葉のなんと多いことか。 今回は、織本順吉、加藤武、宝田明、山本學、左とん平、中村嘉葎雄、上條恒彦、山本圭、石坂浩二、藤竜也、橋爪功、寺田農、江守徹、西郷輝彦、武田鉄矢、火野正平、勝野洋、滝田栄、中村雅俊、笑福亭鶴瓶、松平健、佐藤浩市、中井貴一(生年月日順)が登場。亡くなっている人もいる。織本順吉さんは先日亡くなり、貴重なインタビューになったのではないかと思う。 「ことの破るるは得意の日にあり」「私の家に雨戸があるんたけど、閉める時、慣れた感じで雑に閉めようとすると指にトゲが刺さってしまうことがある。だからあまり得意がっちゃダメよ」-沢村貞子by中村嘉葎雄 「『このようにやりたい』があまりあると、それに束縛されてしまう。束縛されると、いい芝居はできませんから。そんなのは作らないで、自分のその時の感覚で『こうだ』っていうのを出した方がいいと思います。」-上條恒彦 「座右の銘は『人の芝居がヘタに見えた時は、自分がヘタになっているときだと思え』です。ダメな人ばかりに目がいって、上手い人に目が行かなくなったら、自分の感性が落ちているということだと思っています。」-山本學 「でも、お互いに傷つかないような、つまらない恋じゃ意味がない。心中してやろうかというくらいに、のたうち回るような恋じゃないと」-寺田農 ・ 織本順吉「最近になって思うのは、呼吸の合間に言う言葉がセリフなんだということです。ですから、想いを託してセリフを言う時は、その前に息を吸い込むようにしています。息を吐く時は、極端に言うと『てめえ、この野郎』と喧嘩をする芝居ですね。」 「僕らが録っているセリフというのは、『日常的なセリフ』なんですけど、『日常そのもの』ではないわけです。フィクションの中のリアリティが必要です。」 「住大夫師匠が杉村春子さんの芝居を観ていみじくも言ってました。『あの人は芝居をせんと芝居してはりまんな』と。名人が名人を称した言葉で、ずしっと来た。『芝居をしないで芝居をする』って、俺はとてもできないけど、永遠のテーマですね。追い求めていくしかない。」-加藤 武 「声にもメシャーの音、マイナーの音、つまり長調と短調があると知りました。」 「『シルクロード』の時も音楽がすべて入っている上記要で録音しました。『調』を合せながら、音域の間に声を入れていくような感じです。ナレーションというのは、音楽と微妙に合って、観ている人たちが聴きがならスーッと流れて消えてくようでないといけません。やっぱり残るのは映像であって、ナレーションが残ってはダメなんですよ」-石坂浩二 武田鉄矢の語る「幸福の黄色いハンカチ」での高倉健さんの心遣い。 「お前たちとのロケはこれで終わりだけど、楽しかったな」

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品