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100分de名著 赤毛のアン モンゴメリ(2018年10月) コンプレックスを力に変える NHKテキスト

茂木健一郎, NHK出版

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 2018/09/25
JAN 9784142230914

100分de名著 赤毛のアン モンゴメリ(2018年10月)

¥440

商品レビュー

4.7

9件のお客様レビュー

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2022/02/21

とても感動しました!茂木さんの解説も良かった。人生には曲がり角がある、でもその曲がり角を曲がった先にも、また素晴らしい世界が開けている。という言葉が前向きでした。感謝。

Posted by ブクログ

2021/01/10

脳科学者の肩書をもつ茂木健一郎さんが、多くのファンによってすでに百家争鳴の感のある「赤毛のアン」をどう解説しているのかに興味をもった。 茂木さん自身も男性視点からの解説という希少性だけでは満足できなかったのか、脳科学者の視点によるオリジナルなアプローチも取り入れられていて、興味深...

脳科学者の肩書をもつ茂木健一郎さんが、多くのファンによってすでに百家争鳴の感のある「赤毛のアン」をどう解説しているのかに興味をもった。 茂木さん自身も男性視点からの解説という希少性だけでは満足できなかったのか、脳科学者の視点によるオリジナルなアプローチも取り入れられていて、興味深く読み終えた。 以下、目に留まった解説の箇所をあげてみたい。 ①人間の脳の働きから考えると…「エマージェンシー(emergency)」(=危機)から「エマージェンス(emergence)」(=創発)が生まれる。アンが…リンド夫人への謝罪に行く途中で突然うきうきし始める様子を見ると、まさにこれだ、と思います。脳において情動反応を司っているのは扁桃体ですが、好悪・快不快といった感情は表裏一体のものなので、ちょっと見方を変えることで、マイナスの感情をプラスに変えることができるのです。(P44) ②僕は、このふたり(注:アンとギルバート)が勉強においてライバル関係にあるという構造がとてもおもしろいと思っています。目の前に、概念的なものではなく具体的にライバルの身体があるという状況は、脳の「本気度」を強くするのです。(P75) ③実は、脳の研究をしている立場からすると、独学こそが本来の学びのあり方とも言えるのです。自分自身が興味を持っていることは、自分が一番よくわかっています。自分が苦手なポイントも、テストで失敗する前に自分で把握できます。…脳の学びの潜在力をもっともよく引き出すのが、独学なのです。(P85) ④人間が何かを認知する時には、まず感情のほうで「何か違うぞ」と違和感を覚えるものなのです。そのあとで大脳皮質が「それが何なのか」を情報処理していきます。アンとほかの女の子との服装の違いを、ファッションに無縁のマシュウが気づくまでの時間の流れが、まさに認知のプロセスの描写になっているのです。(P89) 以上にあげたように、茂木さんは脳科学を随所に取り入れつつ、アンやほかの登場人物の心理や行動を丁寧に読み解いている。そしてこの作品が、人間の脳がなしうる人生の最善最良の結果を導き出していると言うかのように称賛を贈っている。私はそこに大きく魅かれた。 なぜなら、アンもほかの登場人物もいわゆる完全無欠な人格の者はいない。いいところもあれば同情できず受け入れられない点もある。だがそれらを全部包含して、独自の個性をもつ人として認めることが、人間が他の生物から比べて独自の進化を遂げた要因となる脳のポテンシャルによる本来の姿だという考えを、茂木さんが結論づけているように読めたからだ。 したがって、なにかと言うと他人を卑下して否定することで自分を保とうとする“あの”人たちこそ、一度「赤毛のアン」を深く読んでみるべきだ。

Posted by ブクログ

2020/07/18

解説により、大きく見方が変わった。 アンのおしゃべりな理由、役に立つ男の子ではないから返そうとした時のマシューの「自分たちがアンの役に立つことができるのではないか」という姿勢。はっとしました。 過去に読んだことがある本を、知っているつもりでいちゃいけないのだと実感。

Posted by ブクログ

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