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考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門 幻冬舎新書513
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2018/09/27 |
JAN | 9784344985148 |
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考えるとはどういうことか
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商品レビュー
3.5
47件のお客様レビュー
梶谷真司さんの対話には多く学ぶ所がある。 最近哲学対話なるもの、それに関連する事柄が盛んに取り上げられている。会社等のだけにとどまらず、子ども、高齢者の教育福祉にまで広がっている。 以前、あーだこーださんの講義を聴いたことがあるが梶谷真司さんの意、系統を受け継いで推し進められ...
梶谷真司さんの対話には多く学ぶ所がある。 最近哲学対話なるもの、それに関連する事柄が盛んに取り上げられている。会社等のだけにとどまらず、子ども、高齢者の教育福祉にまで広がっている。 以前、あーだこーださんの講義を聴いたことがあるが梶谷真司さんの意、系統を受け継いで推し進められているのではないかなと思ったりもした。 また、個人的にも哲学に関する内容はとてもおもしろかった。対話に関しては人と話すのが嫌いだからなぁ、、
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哲学対話というものを初めて知った。全然文脈は違うが、それに相当するようなスタイルで?男性の育児についてというテーマで区民センターとかで短時間やったことがあったが、面白かったし、少し刺激的だった。哲学テーマでも数人とかでやってみたい。 概して、この本で考えるとはどういうことかを哲学...
哲学対話というものを初めて知った。全然文脈は違うが、それに相当するようなスタイルで?男性の育児についてというテーマで区民センターとかで短時間やったことがあったが、面白かったし、少し刺激的だった。哲学テーマでも数人とかでやってみたい。 概して、この本で考えるとはどういうことかを哲学する、というより、そういうのをメタで考え直す機会として哲学対話というものがありますよ、こんな感じでやります、という著者の専門分野の解説本な気がした。確かにそんな基礎的でかつメタな深遠なテーマを書物で表面的に知ろうというのは傲慢で、自ら動いて話して考えろ、ということなのだろうと納得。
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哲学本ではなく、哲学対話のノウハウ本。更に言えば、対話ワークショップのファシリテーター向け教本。そういう目的の読書には最適だ。 ワークショップ形式において、哲学対話か、対話かについては、本著を読む限り大きな違いは無い。設問次第で対話内容が変わってくるが、作法は変わらず、答えは無...
哲学本ではなく、哲学対話のノウハウ本。更に言えば、対話ワークショップのファシリテーター向け教本。そういう目的の読書には最適だ。 ワークショップ形式において、哲学対話か、対話かについては、本著を読む限り大きな違いは無い。設問次第で対話内容が変わってくるが、作法は変わらず、答えは無いし、他者否定は禁止というスタンスは変わらない。 本当は、答えがない問いなど無いはずだ。 しかし、そこには肉体の制約があり、自我による他者固有の欲求があり、知識の限界があるから、答えを導けない、という方が正しい。こうした前提を暗黙知として、いかに答えに辿り着けるか個人的なエピソードの披露やそれへの賛意、限定合理的な解っぽさを述べ合うのが対話なのだろう。 考える事で自由になると著者は言う。固執する自分自身をメタに眺める事で、執着から離れられるから、自由になったような錯覚を得る。しかし、実際には、思考が肉体の欲求から解き放ち、自由を永続的に得る事は不可能。刹那的な自由はトリップのようだ。肉体は思考を規定する。死ぬし、尿意も催せば、腹も減るのだから。 哲学とは。解を得る手続きにおける全知全能への挑戦であり、果たし得ないそのアプローチに折り合いをつける所作なのかも知れない。考える事は確かに楽しい。瞬間的には自由にもなるだろう。しかし、素晴らしき哲学の束の間を、気休めと呼ぶ以外に実生活には折り合いつかず。
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