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想い人 あくじゃれ瓢六

諸田玲子(著者)

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定価 ¥1,705

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2018/09/21
JAN 9784163909011

想い人

¥385

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2019/03/11

大火で亡くしてしまったと思い込んでいた恋女房が子供と共に生きていた!ハッピーエンドで終わるが。 そこまでは、いつものように、振り回される飄六の大活躍。町人ばかりか武士の対面まで救うのだ!

Posted by ブクログ

2018/11/28

《あくじゃれ瓢六》シリーズ最新作。 『おいらが夢中になればなるほど…みんな、死んじまう』 軽快なようで上手く行かない。明るいようで苦い。 瓢六が懸命に上手く収まるようにと奔走しても、それが必ずしも相手に伝わるかは分からない。思わぬところからひっくり返されることもある。 命が何よ...

《あくじゃれ瓢六》シリーズ最新作。 『おいらが夢中になればなるほど…みんな、死んじまう』 軽快なようで上手く行かない。明るいようで苦い。 瓢六が懸命に上手く収まるようにと奔走しても、それが必ずしも相手に伝わるかは分からない。思わぬところからひっくり返されることもある。 命が何より大事、命さえあれば、幸せはあとから付いてくる。思っていたような形とは違えどそこに生き方を当て嵌めていけば良いじゃないか…。 だが皆がそう考えるとは限らない。 安直なめでたし話ではないこのシリーズ、瓢六の仲間たちや知り合いも、これまでの闘いで数多くが不幸になったり命を落としたりした。 さらには八年前の火事以来、恋女房のお袖も行方知れず。 それでも瓢六は仲間たちやバディの弥左衛門、勝の若様に萱野さま、そしてお奈緒さまなど、たくさんの人々に囲まれ前を向く。 だがやはり、瓢六の横にはお袖さんがいて欲しい。 人情家でちょっとおっちょこちょいで、手前勝手な料簡で突っ走るところもあって、口八丁で女にモテて、そんな瓢六にポンポンと言いたいことを言って、悋気で瓢六を引っかいて欲しい。 瓢六が落ち込んでいるときはそっと寄り添ってあげて…やはり瓢六の横にはお袖さんが似合う。 お奈緒さまも素敵だけど。 四十を越えて少し落ち着いてきた瓢六だが、やはり賑かな面々に囲まれているのがしっくり来る。

Posted by ブクログ

2018/11/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

10年もの間生死さえも分からなかった恋女房お袖が瓢六の元に帰って来た。もうそれだけで私は感無量です。

Posted by ブクログ

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