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はしからはしまで みとや・お瑛仕入帖
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はしからはしまで みとや・お瑛仕入帖

梶よう子(著者)

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はしからはしまで みとや・お瑛仕入帖

定価 ¥1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2018/09/21
JAN 9784103368533

はしからはしまで

¥715

商品レビュー

3

6件のお客様レビュー

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2023/10/09

辛いことにも前を向くお瑛はもちろん好きですが、橋が渡れないお瑛もいっそう好きです。渡りたくなったら渡ればいい。でも渡れなくても構わない。お瑛さんはお瑛さん。これが心に響きました。誰にでもできることでも、どうしても自分にはできないことはあって、それから逃げてる自分を責める気持ちをど...

辛いことにも前を向くお瑛はもちろん好きですが、橋が渡れないお瑛もいっそう好きです。渡りたくなったら渡ればいい。でも渡れなくても構わない。お瑛さんはお瑛さん。これが心に響きました。誰にでもできることでも、どうしても自分にはできないことはあって、それから逃げてる自分を責める気持ちをどこかに持っているのはしんどいことですからね。 寛平さんのキャラが大好きです。寛平さんも自分を責めながらも明るく助けてくれていて…。

Posted by ブクログ

2020/10/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とても楽しく読んでいたのにこの巻のしょっぱなで楽しさ全部殴られて奪われた感じ。 主要キャラを死なすことで排除するって……驚愕を狙ったのかもしれないけど、あるいは兄を失うことでお瑛の成長が、という狙いかもしれないけど、両親を亡くしつらい目にあってきたお瑛がさらに兄まで失って成長するとか……そんな痛ましい成長見たくない。成長するしかないというか、それでも生きて行かなくてはならないのなんて、当たり前でつらい。 追記・ラストまでとにかく読んだけど…最初でガンとやられてもそれはそれで、と読み進めて最後の最後、辰の告白で天を仰いだ。ナニコレ。そんなシーンとかこれまであった??良い意味で裏切られる展開ならともかく……

Posted by ブクログ

2019/03/15

<みとや・お瑛仕入帖>シリーズ第三作。 第一話でいきなり衝撃の展開。ネタバレになってしまうので書かないが、他のレビュアーさんも指摘されているように、私にはどうしてもこの展開の必然性を感じなかった。 もしかしてお瑛の人生の新しいステージへ上げるための階段としてこの展開があるのかと思...

<みとや・お瑛仕入帖>シリーズ第三作。 第一話でいきなり衝撃の展開。ネタバレになってしまうので書かないが、他のレビュアーさんも指摘されているように、私にはどうしてもこの展開の必然性を感じなかった。 もしかしてお瑛の人生の新しいステージへ上げるための階段としてこの展開があるのかと思っていたら、結局それもなし。 この重要なキャラクターが欠けることでシリーズの魅力の重要な一つも欠けてしまってかなり残念な気がして一瞬読み進めるのを止めようかと思ってしまうほどだった。 ただその後も少しずつ盛り返し、偏屈な職人や老いによる盗癖を繰り返す老婆や、お花の兄探し、ドケチなご隠居、そして破綻する夫婦など様々な人間模様・人生模様を描きつつ、お瑛の頑張り、成長を描いていた。 乙女な若旦那の寛平はもちろん、少し大きくなった直之改め直孝、猪の辰との関係も相変わらず。 これでシリーズ完結とも思えるし、まだ続くとも思えるし。 できれば続いて欲しいけれど。

Posted by ブクログ