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ひとつむぎの手
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2018/09/21 |
| JAN | 9784103343820 |

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商品レビュー
4.1
259件のお客様レビュー
主人公・平良先生のキャラクターが、 けっして完全な男前ではなく、 打算や欲望も ちゃんとある リアルな男として 描かれているところが良かったです。 ウソくさくなく。 切迫した場面の連続と オペが終わった解放感安堵感にホッとしたり、 読んでいて、かなり疲れま...
主人公・平良先生のキャラクターが、 けっして完全な男前ではなく、 打算や欲望も ちゃんとある リアルな男として 描かれているところが良かったです。 ウソくさくなく。 切迫した場面の連続と オペが終わった解放感安堵感にホッとしたり、 読んでいて、かなり疲れました。 でも、リズミカルな文章は 緊張と弛緩がほどよくて、心地よいものでした。 ……物語りは、重くて苦しい内容なのですが。 3人の研修医の、 特に研修医宇佐美とエリカちゃんの くだりは、切なくて、息をころして読んでいたような気がします。 祐介医師が、 厳しく、でも優しく的確に研修医を諭す場面は 特に印象的なところでした。 祐介医師の、宇佐美への 「もうそろそろ、自分を赦しても いいんじゃないか?」 のセリフには グッと来ました。そして 最期にエリカちゃんを看取ったところは、 深い慟哭の場面でした。 ココ好きです。 現在の医療制度が孕む 制度としての問題にも触れていたところも興味深かったです。 以前に読んだ 月村了衛さんの「対決」を読んでいた頃のことを思い出したりもしました。 あの作品「対決」も、この医療制度が孕む問題を 掘り下げていました。 でも私は、 ホントは医療描写は、ホントはダメなんです。 読んでいても、呼吸が浅くなるような 息苦しさや、鳥肌が立つような じゃわっとする 感覚がダメなんです。 血には、めっぽう弱いので、医療小説は 読まずに避けて来てましたが。 にしても、大きな病院舞台の物語りは、 必ず人間関係がドロドロのお話になりますよね。 そして、最期には 一筋の光があったり、、無かったりして、 それを言及すると、ネタバレになって 半減するので、○○にしておきます。 物語りの本筋はヒューマンドラマです。そこに 医療ミステリーな部分 (不正・改竄・嘘偽り・隠蔽・虚偽)や はめたり、はめられたりが、 上手に絡まって(絡めて)あるなあ と思いました。 読みごたえがありました。 血の場面に耐えて、最後まで読みきった 甲斐がありました。
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主人公に惚れる。こんな医者が居たらいいな、という気持ちになる。大学病院の権力争い的な部分は分からないなぁと思いつつ、患者と対峙する医療者としての姿勢には学ぶものが多すぎてやる気出る。患者を守るとはこういうことだなぁ、と。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
現役医師でありミステリーの名手である著者が描く圧倒的なリアリティの医療人間ドラマ。激務の大学病院で葛藤する若き心臓外科医が、後輩指導や命の選択を通じて「医師の原点」を見つめ直す。 シンプルに読んでよかった。 わたしもがんばろうと思える一冊。
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