1,800円以上の注文で送料無料

教養派知識人の運命 阿部次郎とその時代 筑摩選書
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

教養派知識人の運命 阿部次郎とその時代 筑摩選書

竹内洋(著者)

追加する に追加する

教養派知識人の運命 阿部次郎とその時代 筑摩選書

定価 ¥2,200

1,375 定価より825円(37%)おトク

獲得ポイント12P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2018/09/13
JAN 9784480016720

教養派知識人の運命

¥1,375

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2019/01/20

倉田百三の『愛と認識との出発』とならんで、「大正教養主義」の代表的著作としてあげられる『三太郎の日記』の著者、阿部次郎の生涯とその時代を論じた評伝です。 阿部次郎と和辻哲郎との確執についてもかなり立ち入って論じられています。和辻門下の吉沢伝三郎に『和辻哲郎の面目』(平凡社ライブ...

倉田百三の『愛と認識との出発』とならんで、「大正教養主義」の代表的著作としてあげられる『三太郎の日記』の著者、阿部次郎の生涯とその時代を論じた評伝です。 阿部次郎と和辻哲郎との確執についてもかなり立ち入って論じられています。和辻門下の吉沢伝三郎に『和辻哲郎の面目』(平凡社ライブラリー)という名著がありますが、本書の終章は「次郎の面目」というタイトルになっており、阿部の三女である大平千枝子の著述を紹介しながら、阿部の立場から事件を見るとともに、『三太郎の日記』以降忘れ去られたかにも見える阿部の人物像にせまっています。 著者はこれまでも「教養」について社会学的な観点から考察をおこなった著作を多く刊行していますが、本書では阿部次郎という一人の人物の生涯をたどることで、「教養」の誕生とその変遷がヴィヴィッドにえがきだされているように思います。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品