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鬼神の如く 黒田叛臣伝 新潮文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2018/10/01 |
JAN | 9784101273730 |
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鬼神の如く 黒田叛臣伝
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鬼神の如く 黒田叛臣伝
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商品レビュー
3.8
15件のお客様レビュー
忠義とは、誠とは何かが描かれている。 「わが主君に謀反の疑いあり」と、黒田藩家老の栗山大膳は主君の黒田忠之を幕府に訴える。それは幕府が黒田家の大名家取り潰しを画策していることを悟った栗山大膳が敢えて訴え出たもの。黒田家を守るために。 逆臣と思われ、命さえ狙われることになっても、見...
忠義とは、誠とは何かが描かれている。 「わが主君に謀反の疑いあり」と、黒田藩家老の栗山大膳は主君の黒田忠之を幕府に訴える。それは幕府が黒田家の大名家取り潰しを画策していることを悟った栗山大膳が敢えて訴え出たもの。黒田家を守るために。 逆臣と思われ、命さえ狙われることになっても、見た目には裏切りに見えても、その忠義を貫き通す。 栗山大膳の生き方が本当に天晴れ。 天草四郎が出てくるのも面白い。イエス・キリストへの言及もあり、イエスの生き方と、栗山大膳の生き方を共に「宿命と戦って」生きている、と登場人物に語らせているのもまた印象的だった。 やはり葉室麟さんはいいです!
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宮本武蔵、天草四郎、柳生十兵衛など、歴史のヒーローを脇役として散りばめながら、黒田家の重臣栗山大膳を主人公に裏の裏をかきながら、歴史上の重鎮をあしらっていく様は爽快である。 葉室作品の小説としての面白さは随一であると考える。
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読み終わった。司馬遼太郎賞を受賞しというので読んだが、宮本武蔵、天草四郎、柳生十兵衛、徳川家光、もうSFレベルで何でもありだなという感じ。それぞれの人物の造形と描写が薄く、いまいち入れず全てが軽く感じる。田舎の一家老が突然家光の前で能を舞ったりと、それぞれのシーンもあり得ない創作...
読み終わった。司馬遼太郎賞を受賞しというので読んだが、宮本武蔵、天草四郎、柳生十兵衛、徳川家光、もうSFレベルで何でもありだなという感じ。それぞれの人物の造形と描写が薄く、いまいち入れず全てが軽く感じる。田舎の一家老が突然家光の前で能を舞ったりと、それぞれのシーンもあり得ない創作感で興ざめする。竹中と主人公の知恵比べぐらいにしておけばまとまりよく楽しめたかも。
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