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東西ベルリン動物園大戦争
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東西ベルリン動物園大戦争

ヤン・モーンハウプト(著者), 赤坂桃子(訳者), 黒鳥英俊

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東西ベルリン動物園大戦争

定価 ¥2,860

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 CCCメディアハウス
発売年月日 2018/09/01
JAN 9784484181080

東西ベルリン動物園大戦争

¥990

商品レビュー

4.7

5件のお客様レビュー

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2023/06/11

第100回アワヒニビブリオバトル第2部タイマンビブリオバトル 第7戦「レキシ」で紹介された本です。ハイブリッド開催。チャンプ本。 2023.6.10

Posted by ブクログ

2020/08/16

終戦記念日まわりに読めてよかった。冷戦時代のベルリンの緊張感を感じさせつつも、動物園人の情熱が伝わる良ノンフィクションでした。

Posted by ブクログ

2020/02/11

「西でも東でもない世界で、パンダを観せる」。 飼育員さんの苦労がしのばれます。 西ベルリンにある歴史あるベルリン動物園と、東西ドイツ分割によって東ベルリンに誕生したティアパルク。ベルリンの2つの動物園を、それを率いる二人の園長にスポットを当てながら描いた動物園ドキュメンタリー。...

「西でも東でもない世界で、パンダを観せる」。 飼育員さんの苦労がしのばれます。 西ベルリンにある歴史あるベルリン動物園と、東西ドイツ分割によって東ベルリンに誕生したティアパルク。ベルリンの2つの動物園を、それを率いる二人の園長にスポットを当てながら描いた動物園ドキュメンタリー。 見方によっては、文化施設である動物園が戦争をいかにして乗り切ったか、というストーリーです。 動物園と戦争では、日本では上野動物園の「かわいそうなぞう」の話が有名です。本作でもベルリン空襲の爆撃で園外に吹き飛ばされて、供養(?)のため食材としてスープにして飼育員に食べられた「おいしそうなワニ」の話が収められいます。 一方、これら動物園にとって本当の戦争は、冷戦中に東・西それぞれの陣営に分かれてからです。 壁で隔てられているとはいえ、同じベルリン内で、それぞれの威信をかけて、影響力・人・そして貴重な動物の奪い合いが始まります。 パンダに始まり、シカ、サル、サイなどなど。 そもそもそこまで動物園が政争(といってもいい)のタネになるのも、利用者たるベルリン市民の動物園愛によるもの。 “二人の動物園園長が東西に分かれた都市のそれぞれの縄張りで発揮した政治的・社会的影響力は、冷戦下のベルリンだからこそ可能だった。だがベルリン市民と動物園の特殊な関係も見逃せない。何しろベルリン市民は動物愛好家どころか、動物フリークなのだ" 戦争〜冷戦という大変な時代だからこそ、ベルリン市民の動物園愛がそこかしこに感じられる一冊です。 日本の動物園好きも、動物園関係者さんにもぜひおすすめ。

Posted by ブクログ