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現場者 300の顔をもつ男 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2018/09/04 |
JAN | 9784167911447 |
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商品レビュー
4.6
5件のお客様レビュー
大杉蓮さんの最後の出演映画となってしまった教誨師、有楽町の映画館で観るきっかけとなったのがこの本。人間臭くて誰よりも優しい唯一無二の男の物語がここにある。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「駆け抜いて、駆け抜いて、星になる。」 漣さんの生き様は、こんな風に形容できるのかなーと思う。 とにかく、現場を愛し、スタッフを愛し、役者仲間を愛した人生だったのだろう。 内藤剛志、光石研といった実力派の役者さんに慕われたのもわかる。 松重豊が、ずっと背中を追いかけていたのもわかる。 http://urx2.nu/WbZp 本文の中にある、 高校生の自主制作の映画に出演 プロだから、とギャラを受け取る 受け取ったギャラを寄附する エピソード、めっちゃ素敵、最高❗ 最後の大杉弘美さん(奥さま)の特別寄稿、若き日の漣さんの内面の葛藤がわかる一文です。
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正直言って、私は漣さんの演技を上手いと思ったことがありません。でもそこが好きだった。どんな役を演じていてもすごく普通で、素の漣さんもこんな人なんじゃないかと思えました。本書中に役柄と自分の境界をなくしたかったというようなことが書かれていて納得。 「映るに足る働きをしているだろう...
正直言って、私は漣さんの演技を上手いと思ったことがありません。でもそこが好きだった。どんな役を演じていてもすごく普通で、素の漣さんもこんな人なんじゃないかと思えました。本書中に役柄と自分の境界をなくしたかったというようなことが書かれていて納得。 「映るに足る働きをしているだろうか」。とんでもない、それの遥か上でした。 個人的にいちばん記憶に残っているのは、『アベック モン マリ』(1999)のトイレに入る前にパンツを脱がないと用を足せない漣さん。そんなのを覚えていてごめんなさい。でも忘れません。大好きでした。
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