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#リパブリック インターネットは民主主義になにをもたらすのか
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 勁草書房 |
発売年月日 | 2018/08/31 |
JAN | 9784326351763 |
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
5年前に出版された本であるが、それほど古さは感じられない。ネットの状況はあまりかわらないのであろうか。章ごとのページが違いすぎる感じがある。 基本的文献としては使えないし、米国での状況に基づいているのでわかりづらい面もあるが、アイディアを得るか常識を求めるためにはいいであろう。
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斜め読み。以前の著作「シンプルな政府」が面白くて飛びついたのだけど、私には少し難しかった。 インターネットは異質性を踏まえた共有経験によって熟議型の民主主義の地盤となるのか。それとも、個々人が快適な情報の繭にこもることで分断化が進み、民主主義を危機に晒すのか。各人が情報を取...
斜め読み。以前の著作「シンプルな政府」が面白くて飛びついたのだけど、私には少し難しかった。 インターネットは異質性を踏まえた共有経験によって熟議型の民主主義の地盤となるのか。それとも、個々人が快適な情報の繭にこもることで分断化が進み、民主主義を危機に晒すのか。各人が情報を取捨選択して摂取することは自由であるという考え方もあるが、そこにはエコーチェンバー(共鳴室)効果による暴徒化などの実害がある。そして著者は、ときに不愉快を覚悟して異質な意見と向き合わなければ民主主義は維持されないと書く。とはいえ「どんな(異質な)意見も言論の自由において許容される」という言論の自由万能論に与するわけではなくて、熟議という目的の制約のなかで言論の自由は保障されると解く。本書はこの熟議型の民主主義の裏づけが繰り返されているのかなと思う。ただ本書はそういう理屈的なお説教だけではなくて、そこに「ナッジ(人びとの行動を自然に方向付けるデザイン)」がからんでくるのだろうと思うし、そこが著者に聞いてみたいところである。正直、ツイッターで専門家に対し罵詈雑言を送る人びとなどを見ていると「そんなの出来るのか……?」とも思ってしまうしそこが関心でもあるので、もう少し読み込んでみたいと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
原題は、#Republic: Divided Democracy in the Age of Social Mediaなので、邦題は、ソーシャルメディア時代で分断される民主主義のほうが伝わりやすいかなと。
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