その先には何が!?じわじわ気になるほぼ100字の小説
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その先には何が!?じわじわ気になるほぼ100字の小説

北野勇作(著者)

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その先には何が!?じわじわ気になるほぼ100字の小説

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 キノブックス
発売年月日 2018/09/01
JAN 9784909689061

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商品レビュー

3.4

12件のお客様レビュー

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2024/12/15

(ほぼ)100文字という限られた文字数の中で暗に語られた物語。少し不穏で、恐ろしい。ほんのちょっとだけ不安な気持ちになるお話たちを気軽に楽しんでみてくださいね。 *** たった100字で語られる不穏な物語たち。読んだ感じは10文字ホラーや一行怪談に似ている。一話一話が短いので...

(ほぼ)100文字という限られた文字数の中で暗に語られた物語。少し不穏で、恐ろしい。ほんのちょっとだけ不安な気持ちになるお話たちを気軽に楽しんでみてくださいね。 *** たった100字で語られる不穏な物語たち。読んだ感じは10文字ホラーや一行怪談に似ている。一話一話が短いので気軽に読める一冊だが、内容は結構不穏なものが多い。すごく不穏じゃないけど、読んでいて何となく不安な気持ちになるようなレベルの不穏さ。 日常生活の中に少しだけ入り込んだ、なものを認識してしまったという気持ちになる。平穏な世界の隣にいる気味の悪い何かを知ってしまったという気持ち。少ない文字数でここまで簡潔にまとめられて、ちょっと気持ちがもぞもぞするような本をかける作者が純粋にすごいなぁ。と感じた。 お気に入りの話はたくさんあって、(なんと、この一冊に130話も収録されているのだ!) 今思い返すために目次を眺めているがとても紹介しきれないほどある。なんなら全部面白かった。 このシリーズは全3作あって、今2作目の初めの方を読んでいる。この2作目も面白く、このシリーズは外れがなさそう。

Posted by ブクログ

2022/09/22

最悪を想像する練習。 四角い装丁が可愛い、ほぼ百字の小説集。 もやもやした余白を詰めると、悪くて怖いことほど面白くなってしまう。 そのままで無限の不安を楽しんでもいい。味つけの苦みをお好みでつけられるタイプ。

Posted by ブクログ

2022/07/29

Twitterで連載されている(いた?)100字くらいのショートショート集。 さらっと1時間くらいですべて読めてしまうのですが、ちまちま読むのが個人的にはいい感じ。 ジャンルはSFともホラーとも言い難く、何となく落ち着かなくて、不気味で、でもどこかノスタルジック。想像の余地のあ...

Twitterで連載されている(いた?)100字くらいのショートショート集。 さらっと1時間くらいですべて読めてしまうのですが、ちまちま読むのが個人的にはいい感じ。 ジャンルはSFともホラーとも言い難く、何となく落ち着かなくて、不気味で、でもどこかノスタルジック。想像の余地のあるストーリーで好きです。 挿絵も可愛く、コンパクトなサイズ感も◎。

Posted by ブクログ