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どこでもない場所

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 左右社 |
発売年月日 | 2018/09/05 |
JAN | 9784865282092 |
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どこでもない場所
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商品レビュー
4.2
13件のお客様レビュー
親知らずを抜く話が 身に覚えありありで共感しました。 怖さがよみがえる(T_T) 新幹線や飛行機の背もたれ問題。 著者のように「言えない」人が多いからか 最新式の座席は前にズレる リクライニングができるそうですよ。 フィルムカメラと子供達の話も良かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「事実は小説よりも奇なり」などという言葉はあるけれど、これが事実なのか小説なのか、本当に分からなくなるから、まさに迷子だ。 浅生鴨さんの最新刊「どこでもない場所」は、エッセイ本として出版されているが、まるで短編小説を読んでいるかのようだった。 ただ、この世の中に「事実」などというものはなくて、全ての物事は「自分の目」というフィルターを通してのみ表現される幻想なのだから、それが真実だろうと幻想だろうと、他の人から見れば等しく「物語」なのだろうとも思う。 表題作の「どこでもない場所」では、まるで浅生鴨さんの頭の中の宇宙空間を所在無く漂っている感覚に陥る。 今目に見えているものが何であるかも、自分自身さえも分からなくなり、ただただ居心地が悪くて、頼りがなくて、不安になる。 それでも「迷子でいいのだ」と断言することができるのは、流されているようで、実はものすごい強い意志なのではないだろうかとも思う。 そして、物語の終わりに、今日もどこかで、サングラスをかけたずんぐりむっくりのおじさんが、迷子になってるのに戸惑うでもなく、飄々と道に迷っている姿を想像して、私はニンマリするのである。
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不思議な程の寛容力と、どんな場所での何事にも動じないメンタルの強さ。 しかし目標「困った人」って…… 「すごく困った人」になる事が出来そうな方ではないかと思いました。
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