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帝都一の下宿屋
定価 ¥1,980
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2018/08/30 |
JAN | 9784488027926 |
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帝都一の下宿屋
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商品レビュー
3.1
20件のお客様レビュー
明治時代の東京を舞台にした連作ミステリー。それなりに有名な小説家・仙道湧水が世話になっている下宿屋は、年若い大家の梨木桃介の甲斐甲斐しさと料理上手のおかげでとても住み心地が良い。我儘で横暴な湧水も、桃介には頭が上がらない。湧水のところに次々と持ち込まれる"謎&q...
明治時代の東京を舞台にした連作ミステリー。それなりに有名な小説家・仙道湧水が世話になっている下宿屋は、年若い大家の梨木桃介の甲斐甲斐しさと料理上手のおかげでとても住み心地が良い。我儘で横暴な湧水も、桃介には頭が上がらない。湧水のところに次々と持ち込まれる"謎"を、桃介の手前、解いてみせることとなる。 面白かった。明治時代の東京にはまだまだ下宿屋さんが多かったんだな。家の掃除とか食事の世話とか身の回りのことをやってくれる下宿屋が、小説家とかの仕事をしている人にとっては便利なんだろう。他の人たちには、割りと強気な湧水が桃介には一生懸命気を遣っている様子がおかしかった。 「永遠の市」では、鴨川さんが不憫。鴨川さんも自身のこれまでを反省したんだろうが、謙虚な"いい人"が貧乏くじを引いたようで気の毒にも思える。明治の世に女性が好き勝手に生きるには、サチのような強かさが必要だったんだろうが。 「怪しの家」では、湧水以外に下宿屋に住む人たちも大勢登場し、湧水と桃介、過去に下宿していた蒔絵師の秋草と共にみんなで賑やかに宴会している様子が楽しそうだった。秋草が話し出した現在の家の近くにある"怪しい家"の怪談めいた話も面白い。
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三木笙子さん、初読みです。「帝都一の下宿屋」、2018.8発行。永遠の都市、障子張り替えの名手、怪しの家、妖怪白湯気 の連作4話。テンポが悪く、キレ不足に感じました。失礼しました。
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最初の人物紹介、背景を読んで、何か読んだ事があるなぁと思い、似たような本を読んだのか?或いはまた同じ本を手に取ったのか? 途中、やはりこれは読んだ事があるぞとなり、しかしどんな話だったっけ?と思い、結局最後まで読んだ。自分の記憶力の無さにあきれ、ある意味読んだと分かったのだからま...
最初の人物紹介、背景を読んで、何か読んだ事があるなぁと思い、似たような本を読んだのか?或いはまた同じ本を手に取ったのか? 途中、やはりこれは読んだ事があるぞとなり、しかしどんな話だったっけ?と思い、結局最後まで読んだ。自分の記憶力の無さにあきれ、ある意味読んだと分かったのだからまだましか?と自分を慰める。 梨木桃介のような人物になりたい、もしくは静修館に住みたいと思う。
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