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不連続殺人事件 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2018/08/29 |
JAN | 9784101024035 |
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商品レビュー
3.5
26件のお客様レビュー
こんなにも苦手なタイプとは!そもそも推理小説苦手?久しぶりだったからかな。たくさんの登場人物にも耐えられない人間になってる私、ショックーー。坂口安吾好き名乗りたかったのに心折れそ。
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1947(昭和22)年から1948(昭和23)年に連載された、坂口安吾の本格推理小説。 学生の頃、安吾の初期小説やエッセイにはまっていたのだが、ちくま文庫の坂口安吾全集が絶版になってしまったため、より後年の著作は読んでいない。 坂口安吾はミステリを読むのが大好きで、犯人当て...
1947(昭和22)年から1948(昭和23)年に連載された、坂口安吾の本格推理小説。 学生の頃、安吾の初期小説やエッセイにはまっていたのだが、ちくま文庫の坂口安吾全集が絶版になってしまったため、より後年の著作は読んでいない。 坂口安吾はミステリを読むのが大好きで、犯人当て推理なんぞも楽しんでいたそうだ。そんなミステリ好きが書いた、本当にミステリらしいミステリとなっている。 冒頭の1章が長く、ここに大量の登場人物が次々に登場して辟易させられる。そして、その人物たちの無軌道な性の乱脈ぶりや、互いに攻撃し合う猛々しさに驚く。なんだか凄まじい世界を描いている。安吾、暴れているなあ。 私のメモリー回路のキャパを遙かに上回る大量の人物たちとその人間関係に幾らか混乱させられたが、途中から次々と殺されてゆく。ここでは何と8人もの殺人が起きている。そのへんもちょっと事件が多すぎる嫌いがあり、最後の解決編は、果たしてこれで全部解決したのだったかな?と、心配になった。 読んで面白い小説ではあるし、安吾がこんなのを書いたということ自体も面白いと言えるだろう。
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山奥にある資産家の邸宅に集まった、詩人、作家、画家、弁護士といった人びと。横恋慕、嫉妬など人間関係が複雑に絡み合うなか、つぎつぎと殺人事件が起きる。 坂口安吾ははじめて読んだが、文章が読みやすく、テンポよくあっという間に読み終わった。
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