知的な聴き方 だいわ文庫

外山滋比古(著者)

• 販売会社／発売会社: 大和書房
• 発売年月日: 2018/08/10
• JAN: 9784479307198

商品レビュー

2022/10/07

1.著者の本が気になっていたところで、読んでいないものを見つけたので読みました。

2.聴くということが疎かになってきた日本の現状について危機感を抱いています。読み書き偏重の社会になった今、著者は「それよりも聴く力が大切だ」と述べています。聴くことは思考を巡らせることに非常に役立っており、みんなが気づいていないことの1つです。
このことについて著者が聴くことがどんな効果をもたらしてきたのか、どんな弊害が溢れているのかを述べています。

3.聴くということについて疎かにしがちな日本人について痛烈な批判をしている印象でした。ただ「聴く力が大切だ」と声高に叫んではいるものの、思ったほど社会は上手くいっていないみたいです。なぜなら、いまだに自分が話すことが正義だと思っている人が大多数だからです。
私もそのような癖があるので抑え込むようにしていますが上手くはいきません。人間の「話したい」という欲求を抑えるのはほんｔ王に大変だと思いながら読んでいました。本当であればもっと深い意味が込められているはずなので、時間を空けて再読していきたいと思います。

2022/06/05

子供の頃の言語習得　聞く話す→学校では　読む、書く
から自身も読み書きの方が優れた手段だと感じていたことに気づく。

聞く、話すを日本語を学校教育の中で受けてきてなかったことに気づく。社会で物事が決定されるシーンでは聞く、話すシーンの方が多いと思うが、不思議。

聞く、話すことに意識的になりたいと思った一札。

2018/11/10

笑いは知的である。ヨーロッパでは赤ちゃんの優秀さを競うコンクールがあり、生後何ヶ月、何日で笑うようになったというデータを持ち寄って競う。

企業の採用者たちによる大学ランキング2014では、一位京大二位神戸大三位大阪市立大四位筑波大
関西強し！西の方が面接の印象が良いのであろうとのこと。
たしかに、言葉のタイミング、チョイス、反応も良いんだろう。

ザーッと読めたけど、あまり記憶に残らない感じか。