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行成薫(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2018/08/09
JAN 9784163908823

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商品レビュー

3.6

10件のお客様レビュー

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2026/02/15

心が揺さぶられた。やっぱり行成さんはすごかった。傑作「ヒーローの選択」に感動して以降、何冊かを期待を込めて手に取ったけれど、どれを読んでも何かが違っていた。けれど、やっぱり行成さんだった。世の中に面白い本はたくさんあるし、たくさん読んできたつもりだが、これほどの熱エネルギーを感じ...

心が揺さぶられた。やっぱり行成さんはすごかった。傑作「ヒーローの選択」に感動して以降、何冊かを期待を込めて手に取ったけれど、どれを読んでも何かが違っていた。けれど、やっぱり行成さんだった。世の中に面白い本はたくさんあるし、たくさん読んできたつもりだが、これほどの熱エネルギーを感じたのは本当に久しぶりな気がしている。御子柴大河と小林虎太郎という2人のプロレスラーの歩む人生、そしてその2人の周辺をとりまく人々のエピソード。強さとは何か。すべての章が面白い。すべての章に感動した。プロレスというものに対する認識は間違いなく変化する。これは紛れもない傑作だと思う。 僕もそうだが、プロレスにはあまり興味がないという人にこそ響く物語かもしれない。

Posted by ブクログ

2025/07/24

ともにプロレスに魅せられた、かつて同級生だった二人の男の、20歳、25歳、30歳。一方は、体格、経歴、華、どれをとっても見劣りしない、メジャー団体の花形、プロレスの申し子のような男、御子柴大河。もう一方は、体も小さく、レスラーを目指したわけではないのに、足を踏み入れることになって...

ともにプロレスに魅せられた、かつて同級生だった二人の男の、20歳、25歳、30歳。一方は、体格、経歴、華、どれをとっても見劣りしない、メジャー団体の花形、プロレスの申し子のような男、御子柴大河。もう一方は、体も小さく、レスラーを目指したわけではないのに、足を踏み入れることになって、以来、マイナー団体で苦汁を味わいながら生きてきた小林虎太郎。同級生時代、いじめられていた虎太郎は大河にバックドロップをかけられ、脳震盪を起こしていた。それによって別れた二人の道は、30歳のとき、ふたたび交差する。 「プロレスなんてやらせだ」という見方が、世間にはあって、よく知らない者としては、そういうものなのかなー、と純粋に思っていた。つくりものというか。とはいえ、肉体がぶつかり合うさまは、見ていて痛々しく、こわくもあった。嘘でしょ、こんなの死ぬよ、と思うこともあり、どっちかといえば敬遠していた。K1とか総合格闘技とか、ガチファイトがテレビで放映されるようになると、プロレスはどこかイロモノみたいに感じた。だけど、お客さんの目を引き、楽しませること、それこそがプロレスの目的であり、そのためにレスラーは肉体を鍛錬しているのだと、棚橋弘至さんの著書を読んで知った。 ということで、この小説ではプロレスの裏側、マッチメイクにまつわる、団体やマッチメイカーなどの思惑の交錯も描かれ、レスラーの試合には「ブック」という台本みたいなのがあるというのも初めて知ったのだけど、肉体をかけて戦う、そしてその一試合で全てを失いかねないという重みは、ひしひしと感じた。有刺鉄線とかガラスとかが散らばるリングで戦うシーンなんか、痛すぎて怖すぎた。なんで、そこに命をかける男たちがいるのか。そんなことが、小説には書かれている。

Posted by ブクログ

2021/03/07

プロレスは筋書きのあるドラマだと言う言葉を思い出しました。 ラストも良かったけど試合の結果が気になりますね。

Posted by ブクログ

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