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田園のイングランド 歴史と文学でめぐる四八景
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 彩流社 |
| 発売年月日 | 2018/07/01 |
| JAN | 9784779124990 |
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田園のイングランド
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田園のイングランド
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30名近くのイギリスの何らかについての専門家が、イングランドの名所から穴場まで、主に歴史や文学を切り口にして各所を紹介した本。街の見どころや著者それぞれの体験談などが語られる。それぞれの場所はだいたい4ページ程度で紹介されているものが多く、文体も統一されていて読みやすい。 イ...
30名近くのイギリスの何らかについての専門家が、イングランドの名所から穴場まで、主に歴史や文学を切り口にして各所を紹介した本。街の見どころや著者それぞれの体験談などが語られる。それぞれの場所はだいたい4ページ程度で紹介されているものが多く、文体も統一されていて読みやすい。 イギリスに興味があれば面白いのだが、そこまでイギリスに詳しい訳ではないので、せめて地図をもう少し充実させて欲しかったと思う。それぞれの地域における行政区分?の地図はあるが、肝心の紹介されている都市の場所が分からないので、どこにあるのかもイマイチ分からない知らない場所についての説明を読むのはちょっとハードルが上がるかもしれない。以下は気になったところのメモ。 まず英語史を勉強すると必ずヘイスティングの地は出てくるが、ヘイスティングの戦いの様子、「時に一〇六六年一〇月一四日早朝、ハロルド王に引き入られたイングランド軍約七〇〇〇に対し、フランス、ノルマンディより攻め入ったウィリアムの軍勢は約一万で対峙し(略)イングランド軍はそのほとんどが歩兵であったのに対し、数に勝るノルマン軍は騎兵及び射手を多く擁していた。兵力において劣るイングランド軍も善戦し、朝九時頃に始まった戦いは夕暮れ時まで続いた」(p.37)といった戦いの様子のことは今まであまり知らなかった。そしてこのヘイスティングズの戦いが行われた場所をバトルと言い、修道院や廃墟や石碑がある、ということで、一度は行ってみたい場所かなあと思う。次にオックスフォード。ここも観光で一瞬だけ立ち寄った記憶があるが、「シェイクスピアが泊まっていたというかつての『旅籠』を改造したパブがある。」(p.61)と言うから、これも見てみたい。全く関係ないが、エイヴベリーというストーン・サークルのある街の紹介で出てくるウィリアム・ステュークリーという人物は「好古家」(p.89)らしい。好古家、って単語があるんだ、というのを知った。英語ではantiquarianらしい。「羊洗場のある村 アッシュフォード・イン・ザ・ウォーター」で説明されている、「イン・ザ・ウォーター」は、「ここではワイ川の水辺の村という意味で、後に付け加えられたようだ。川沿いの村や町の名前に使われることが多い。」(p.162)ということで、確かにin the waterって名前に付いている地名、あるよなって思った。あとin the streetかon the streetかって、英米語法の差があるけど、〜沿い、というのはイギリスはinというのとつながっているのか、と思った。もう1つ英語の話としては、昔は飲泉の保養所として栄えたというハロゲイトという町の説明で、「『鉱水を飲むことを『テイク・ザ・ウォーターズ』という」(p.215)という話があって、調べてみると確かにwatersで「鉱泉水」という意味があった。ジーニアスp.2152には、drink the watersは「(健康のために)硬水を飲む;湯治をする《◆欧米では入浴のためよりはむしろ鉱水を飲む目的で温泉に行くことが多い》」と書いてあった。あと行ってみたいところと言えば、ハリーポッターの舞台になったというダラム大聖堂かな。この大聖堂のノッカーが有名らしく、「逃亡した犯罪者がこのノッカーにしがみついて、聖堂の内部にいる修道士に助けを求めることができた。このノッカーはまさに救いの象徴であった。中世では、大聖堂には罪人庇護権が認められており、重罪を犯した者でも、追っ手も手が出せない聖域とされていた。国王から勅命を受けた役人・騎士といえども、その中には一歩も踏み込むことができなかった。幸い、追っ手を逃れて聖堂の中に避難できたものは、三七日間だけそこで逗留が許されて、その間に国幣な裁きを求めることができた。またあるいは、彼らの罪を告白して故国を永久に立ち去ることを誓うと、逮捕の恐れもなく、彼らの乗船する船が出る港まで、頭に何も被らずに裸足で直行することになっていた。いずれにしても、一方的に理不尽な裁きが罷り通っていた中世においては、これによって、庶民に唯一の救いの道が開かれていた」(pp.199-200)ということだそうだ。そう言えばディズニーのノートルダムの鐘の冒頭のシーンで聖堂に助けを求めるシーンがあったけど、それってこういうことなのか、とちゃんと初めて知った。 ということで、見かけほどには読みにくくない。ロンドンから出る旅が許されるなら、ぜひもう一度目を通しておきたい一冊。(24/03/27)
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