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あだち充本 漫画家本 vol.6 サンデーCSP

あだち充(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2018/08/08
JAN 9784091284495

あだち充本

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商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2023/06/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 武居さんって、ほとんど教育者みたいな存在だったね。「あの本を読め」「この映画を観てこい」と言われて、素直な青年だったから本当に全部言うことを聞いてた。何もこだわりがなかった分、吸収力がすごくあったと思います。  キャラクターが「動く」「動かない」というのは、自分が動かすというよりも、キャラクター自身が動くか動かないかということですね。こいつならここではこんなことを言うなと思えるようになると、話がどんどん転がっていくから楽しい作業です。それは読切ではできないことで、連載である程度回数を描いてるとキャラが育ってくる。  オリジナルの少年連載は「ナイン」が初めてだったから、今まではそういう経験がなかった。新見克也ですでに、主人公が女の子に振り回される僕のパターンができてますね。これまで少年誌で、こういう主人公は許されなかったんだと思います。自分のできないことをやってくれるヒーローとしての主人公ではなく、自分と同じような完璧じゃなくてはっきりしなくてダメな主人公。  自分のような人間を主人公にしたということです。自分のできないことは主人公もできないと思った。そんな等身大の主人公が発する言葉が、読者にちゃんと伝わったんじゃないかな。 「あだちさんは、人を殺すことで物語を盛り上げているというより、一貫して描いているのは、思春期の多感な時期に起こる“初めて”を描き続けているんだろうと思うんです。初めての恋、初めてのデート、初めての……。その中のひとつが、初めての人の死。生まれてから、自分が死ぬなんて思ってもいない少年時代に、初めて人の死に触れるショック。それは通過儀礼というか、実際に生きていたら起こってしまうことです。死をどう乗り越えるか、漫画を通して伝えているんだと思います」

Posted by ブクログ

2020/05/17

あだち充好きとしては読んでおかないとな 自分が最初にあだち作品に触れたのは、おそらく 小学生高学年の「タッチ」の再放送 自分が生まれた頃に週刊で和也が死んだのか 「タッチ」の達也や「ラフ」の圭介など、主人公の素直じゃないところは、自分の人格に影響を与えてるという自覚がある ...

あだち充好きとしては読んでおかないとな 自分が最初にあだち作品に触れたのは、おそらく 小学生高学年の「タッチ」の再放送 自分が生まれた頃に週刊で和也が死んだのか 「タッチ」の達也や「ラフ」の圭介など、主人公の素直じゃないところは、自分の人格に影響を与えてるという自覚がある 「ナイン」や「虹色とうがらし」をちゃんと読んでみたい 市原さんの舞台裏は泣いた

Posted by ブクログ

2018/09/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

作者本。 書店でたまたま見かけた1分後にはもうレジに持っていってたという(笑)。 「少女漫画出身の漫画家」という誤ったイメージ(?)が、非常によい意味で覆された。苦労したんだなぁ…と。 時代の波に乗れない作風、描きたいことが定まらない漫画家。そんなあだち充の才能を信じて支え続けた歴代の担当編集者たちのドラマに、何度も涙腺が緩みかけた(苦笑)。彼らなくして、現在のあだち充は存在しなかったんだなぁと。 好きなあだち充作品が何作かある……という程度の立ち位置な自分 「わりとあだち充好き」な程度の自分がここまで楽しめたこの本はきっと、 れっきとした「あだち充ファン」にはたまらない1冊になることだろうな。 ★4つ、9ポイント半。 2018.09.20.新。 ※歴代の担当者…何人が編集長まで出世してんのよ(笑)。 ※週刊誌連載が体力的にキツくなってきたあだち充のために「ゲッサン」(月刊少年サンデー)を創刊するって……。担当さんのあだち充愛、凄すぎ(笑)。 ※「ジャンプで読みたい漫画家アンケート」で2度も上位ノミネート??? ……ジャンプのあだち充なんて、想像できないし読みたくもない。ジャンプでデビューしてたなら、「あだちワールド」は存在しなかっただろうな。 「出会い」というものの大切さを改めて考えさせられた1冊だった。 ※「H2」は、自分の中では評価が低かった。“少年ジャンプかい?”とツッコミたくなるような・・・人気のために連載引き伸ばされた作品という位置づけだった。 でも、そうではなくあだちさん自身が「ちゃんと野球を描こう」「甲子園での野球を描こう」と始めから決めてあったのだと知り、そういう目線でもう一度読んでみたいと思わせられた。 ※…とはいっても、それでも、あだち充の最高傑作は「ラフ」だ!という持論は変わらないけどね。

Posted by ブクログ

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