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悪玉伝
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2018/07/27 |
| JAN | 9784041069196 |
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悪玉伝
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商品レビュー
3.7
28件のお客様レビュー
相続争いが江戸にまで波及するという実際の事件を題材にしたこの作品は、歴史小説でありながら、サスペンスやミステリーの要素も兼ね備えています。大坂の炭問屋・木津屋の主、吉兵衛の物語は、彼の放蕩生活から一転、兄の死をきっかけに巻き込まれる相続争いを通じて展開し、彼の運命は大きく揺らぎます。著者は史実を巧みに取り入れ、登場人物の心理や価値観の違いを鮮やかに描写することで、読者に深い感情移入を促します。特に、大坂商人と江戸の武士との対比が興味深く、物語の緊張感を高めています。吉兵衛のしたたかさや豪快さ、そして彼の運命の行方に引き込まれることで、読者は歴史の中に生きる人々の力強さを感じることができるでしょう。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
久しぶりにまかてさんの作品を手に取ったのですが「これはオモロかったぁ〜」というのが正直な感想です。 江戸時代の大坂で実際に起こった、豪商の大店における相続争い「辰巳屋一件」を題材にしているのだけれど、当時は悪役として語られた"吉兵衛”を主人公に据えて、史実を全く違う視...
久しぶりにまかてさんの作品を手に取ったのですが「これはオモロかったぁ〜」というのが正直な感想です。 江戸時代の大坂で実際に起こった、豪商の大店における相続争い「辰巳屋一件」を題材にしているのだけれど、当時は悪役として語られた"吉兵衛”を主人公に据えて、史実を全く違う視点から解釈し直して描いた、サスペンスあり、ミステリーあり、そしてユーモアありのエンタメ作品になっていました。 しかも、町人同士の争いに、大岡越前守や八代将軍吉宗までもが登場して、幕府を揺るがす大疑獄事件に発展していくあたり、そのスケールの大きさにも圧倒されました。 とにかく、舞台も仕掛けもあっと驚くような痛快な話になっているので、町人ものが好きな人にも、侍ものが好きな人にもオススメしたい作品でした。
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いつの世も東からの権力を伴った圧力はあるんやね。理不尽極まり無い圧政に、市井の人々は対抗できない。そういう権力者に限って、最前線の状況は全く知らない、という情けなさ。物事の本質を見極めることって大事ですな。
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八代将軍・徳川吉宗の時代に、実際に起きた 相続争い「辰巳屋一件」、大坂の町家で起きた 相続争いが、大岡越前が裁く大騒動にまで 発展‥こんな面白そうな(興味深い)題材を、 朝井まかてさんが、史実を踏まえて描く、 歴史小説。ちなみに「辰巳屋一件」とは、 江戸時代に大坂の炭問屋、辰巳屋...
八代将軍・徳川吉宗の時代に、実際に起きた 相続争い「辰巳屋一件」、大坂の町家で起きた 相続争いが、大岡越前が裁く大騒動にまで 発展‥こんな面白そうな(興味深い)題材を、 朝井まかてさんが、史実を踏まえて描く、 歴史小説。ちなみに「辰巳屋一件」とは、 江戸時代に大坂の炭問屋、辰巳屋で起きた 莫大な財産を巡るお家騒動のことらしい。 幕府の役人を巻き込む大疑獄事件だったと 言われても、この「辰巳屋一件」というものを 全く知らなかった私。 豪商、辰巳屋の主、久左衛門の弟、吉兵衛は 店の乗っ取りを謀ったとして、久左衛門の娘、 伊波の婿になるはずだった乙之助から、奉行所へ 訴えられる。だが平素から、賄賂を吉兵衛から 受け取っていた奉行所は、その訴えを握りつぶす。 大坂での判決に不服だった乙之助は、目安箱に 訴状を入れ、江戸で裁判となり、吉兵衛は江戸に 送られ、裁判の結果、牢に入れられることになる‥ 結局のところ、 吉兵衛vs廻船問屋、唐金屋与茂作、 この闘い、勝者はどちらだ? 表向きは、唐金屋か、 それとも、無事に妻の瑠璃と共に長崎に向かう 吉兵衛なのか? 木津屋吉兵衛、したたかな、それでいて 豪快な気骨のある男。 最後は見事だった。 表紙の見事な牡丹のイラストに納得。 大阪ことばの小気味の良さが、読んでいて 気持ち良かった。
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