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蹴爪
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2018/07/26 |
| JAN | 9784065123065 |
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蹴爪
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蹴爪
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商品レビュー
3.4
5件のお客様レビュー
タイトルの蹴爪(ぼらん)とクイーンズ・ロード・フィールドの2作。 蹴爪(ぼらん):南国の島に暮らす主人公ベニグノの物語。島で行われる闘鶏場と祠を作ろうとする広場舞台に、いろいろな登場人物とのとの人間模様。暴力が主題かと思わせるところどころの描写は好ましく思えませんでした。大人びた...
タイトルの蹴爪(ぼらん)とクイーンズ・ロード・フィールドの2作。 蹴爪(ぼらん):南国の島に暮らす主人公ベニグノの物語。島で行われる闘鶏場と祠を作ろうとする広場舞台に、いろいろな登場人物とのとの人間模様。暴力が主題かと思わせるところどころの描写は好ましく思えませんでした。大人びた子供の主人公と子供じみた大人の浮浪者が同年齢かのようで、登場人物の個性が描き切れていないように感じました。こちらだけでは★2。 クイーンズ・ロード・フィールド:スコットランド弱小サッカーチームのサポーターである幼馴染4人組の物語。テンポよく構成され読みやすい良作。主人公の妻となる女性、脚に障害を持つその妹、姉妹が亡くなってしまう展開は残念に思いました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2編。共通するのは、兄からの暴力(が振るわれる現実と、そういう嘘をストーリーとしてつくこと)、島の中の出来事であること、貧困。 ともに舞台は海外だ。書きたいことを書くときに日本を舞台にすると嘘くさくなる、そういう題材があるのだろう。 数十年まえは真正面から向き合えていた題材に、迂遠な手段を使ってでも直面しようとする作者。 「蹴爪(ボラン)」 読むことで、胃に重油を流し込まれたような。 中上健次「一番はじめの出来事」を思い出していたら、どうやら作者は中上健次にも影響を受けているとか。 「クイーンズ・ロード・フィールド」 こちらは読んでよかった、と素直に思った。 最高にエモい台詞「わたしのだいじちゃんだからね、ひとりじめなんだ」は一生忘れたくないし、語り手の気づき「人がひとり死ぬということは、その人が周りの人と交わしていた親密な言語がひとつ滅びることだ」も、憶えて都度反芻したいものだ。 ただ単にチンコ出すだけじゃなく、assholeに対し男3人が揃ってチンコ出す、のが、うーんなんというか意義深いというか感慨深いというか。
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「蹴爪」 ベニグノの絶望。 絶望は暴力につながる… この後ベニグノはどうなるのか。 「クイーンズ・ロード・フィールド」 こちらの方が穏やか。翻訳小説を読んでいるようだった。
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