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海洋生命5億年史 サメ帝国の逆襲
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海洋生命5億年史 サメ帝国の逆襲

土屋健(著者), 田中源吾, 冨田武照, 小西卓哉, 田中嘉寛

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海洋生命5億年史 サメ帝国の逆襲

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2018/07/20
JAN 9784163908748

海洋生命5億年史 サメ帝国の逆襲

¥220

商品レビュー

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2026/01/01

恐竜は絶滅したが、それより前に誕生していたサメは生き残った。毒のようにイレギュラーな力を持つものは別として、歯や咬合力、身体能力が勝る種が覇権を取るように見え、彼らも結局は生かされているので、生態系を逸脱して一人勝ちにはならない。 だとすると生き物は、より強くなりたい、より同種...

恐竜は絶滅したが、それより前に誕生していたサメは生き残った。毒のようにイレギュラーな力を持つものは別として、歯や咬合力、身体能力が勝る種が覇権を取るように見え、彼らも結局は生かされているので、生態系を逸脱して一人勝ちにはならない。 だとすると生き物は、より強くなりたい、より同種を増やしたいという直線的な進化はせず「私がいなくなったら困るでしょう?」という生存戦略、そのことが多様化と差別化の方向性を目指すことに繋がっていく。 弱くても生き残る。自ずと役割が付与されていく。生態系トータルとしての自己調整機能。ただ、それは“美しい物語“である一方、食べられるだけの存在に与えられた「生きがい」とは。 人間のみが「生きがい」を追求するとは言わないが、食べられるための確率で個体を増やす種のエゴイズムなど想像できない。 ただの役割固定。人間同士もそうなりがちで…。 サメ帝国は逆襲してこない。恐竜のみが子供たちのヒーローである事に納得がいかないサメたちが、そのイメージを覆すという修辞法だろう。 アノマロカリス。口に長いノズルのオパビニア。ハルキゲニア。カンブリア紀のヒーローたちも登場する図鑑のような本。もちろんサメのページが充実しているが、私は、福島県いわき市の白亜紀の地層からみつかった「フタバスズキリュウ」(「ピー助」のモデル!ドラえもんの)に気持ちが持っていかれる。 一年がはじまる。区切りは認識でしかない。恐竜ではないサメの世界線も認識の問題だ。思えば、昨年は異物感を大事にしたいと思いスタートしたのだった。

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2024/07/23

「はじめに」にもある通り、生命の歴史を物語るとき、生命が陸に上がったあと、陸上の生物がメインになってしまって、海の生物は明らかに傍流のように扱われているというのは言われてみればたしかにそうだ。本書は生命上陸後も海洋生物をウォッチしていくというなかなか面白い企画。なにしろ表紙、裏表...

「はじめに」にもある通り、生命の歴史を物語るとき、生命が陸に上がったあと、陸上の生物がメインになってしまって、海の生物は明らかに傍流のように扱われているというのは言われてみればたしかにそうだ。本書は生命上陸後も海洋生物をウォッチしていくというなかなか面白い企画。なにしろ表紙、裏表紙の強そうな海洋生物たちは惚れ惚れするほどのかっこいい。三葉虫が進化の中で防御に重点を置くためトゲトゲが増えていったのはそれを食べるものがいたからだ、マルレラやウィワクシアの構造色は(=色がある)のは「見えていた」ものがいるからだ、という点はなるほどと思った。

Posted by ブクログ

2024/04/24

海の生態系上位者を扱った本、フルカラーでCGもかっこよくて最新研究がまとめられていて面白い。サメを副題としているのは、軟骨魚類が長く繁栄してきたため。最近でも、三畳紀の巨大な魚竜化石が見つかっており、ペルーでも太古の巨大クジラであるペルケトゥス・コロッススが発見されている。現在の...

海の生態系上位者を扱った本、フルカラーでCGもかっこよくて最新研究がまとめられていて面白い。サメを副題としているのは、軟骨魚類が長く繁栄してきたため。最近でも、三畳紀の巨大な魚竜化石が見つかっており、ペルーでも太古の巨大クジラであるペルケトゥス・コロッススが発見されている。現在の生態系でいえばホオジロザメもクジラも襲うシャチがトッププレデターで間違いなさそう

Posted by ブクログ

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