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読書の極意と掟 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2018/07/01 |
JAN | 9784065122617 |
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読書の極意と掟
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読書の極意と掟
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商品レビュー
4.2
9件のお客様レビュー
筒井康隆氏が自らの読書歴を書いた本。 幼年期から作家として活躍するまでに読んだ心に残った本を、当時の生活を振り返りながら紹介している。 筒井康隆氏は、SFや純文学だけでなく、哲学や心理学、文学理論まで精通していることは、彼の作品群を一部読むだけでも分かる。 そんな筒井氏の読...
筒井康隆氏が自らの読書歴を書いた本。 幼年期から作家として活躍するまでに読んだ心に残った本を、当時の生活を振り返りながら紹介している。 筒井康隆氏は、SFや純文学だけでなく、哲学や心理学、文学理論まで精通していることは、彼の作品群を一部読むだけでも分かる。 そんな筒井氏の読書体験を追体験できるように紹介されているわけだから、彼の内実が気になるなら読んで損はないだろう。 筒井康隆氏がマンのブッデンブロークを読み、その早熟の才を羨望し、「良い作家が出る条件は、良い家柄に生まれ、その家に沢山の本があり、その家が没落することだ」という文壇の定説に慰みを得たみたいな話しをしているが、私にすれば幼年期から小説を読む習慣があった筒井氏は十分羨望に値すると思った。 それにしても10年以上前に読んだ気がするが、自分の読みたい本が全然読み進めていないので慄然とした。 イバーニェス「我らが海」、リースマン、ズーデルマン、ディケンズ、その辺を読んでいきたい。。
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著者の読んできた本の、内容紹介と書評を自伝エッセイと共に。その読書によって影響を受けて書かれた筒井作品も教えてくれて、贅沢な。海外小説に疎い私には新発見も多数。
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名著紹介の体裁を取りつつ、著者の半自伝になっている。読書家かつ小説家としての成長を追っているので、拾い読みが出来ない。 最近「壊れかた指南」所収「耽読者の家」を読んだところ、あっ。これは小説版「読書の極意と掟」だと思い至る。
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