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ぼくらの死生観 英霊の渇く島に問う 新書版「死ぬ理由、生きる理由」 ワニブックスPLUS新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ワニ・プラス |
発売年月日 | 2018/07/09 |
JAN | 9784847061332 |
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ぼくらの死生観
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商品レビュー
4.7
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
p126 したがって、いまわたしたちがいわば何気なく目にしているこの硫黄島は、祖国日本を本当の意味で護った、後世のわたしたちにつなげた島だということが言えると思います。 p156 中将は、この島の一万一千の取り残された方々がすべてお帰りになって、初めて自らの故郷に帰られるのであり、栗林中将はいまはここにいらっしゃいます。 p196 「~命がある最後の日まで、自分にはできることがあり、やらなきゃいけないことがあるというのを、あなたの後を回っていて、私も初めてわかりました」とおっしゃったのです。 そしてぼくはそのときに感じたのは「ああ、硫黄島というのはわたしたちの生きるヒントだ」ということです。 p371 あれもこれも八方美人の顔をするのは実は保身であるとも考えている。 p373 もともとはみな、泣き笑いの人生を送り、ごはんも食べて風呂にも入った生身の人間だ。しかも前述したように硫黄島の兵士は二万人がただの庶民であり、職業軍人は一千人ほどしか居なかった。職業軍人も同じ日本国民だ。そのうえで、あなたの隣にいたひとが、七三年間も放ったらかしなのだ。少年少女から高齢者まで、まさしく、どこにでもいる国民が奪われたまま何十年も過ぎた拉致事件とそっくりである。 p382 硫黄島で戦われた二万一千人の日本人は、指揮官の栗林忠道中将以下、ご自分の利益のために地下壕を爪を剝がしながらも堀ったひと、ご自分が評価されるために戦ったひと、こうすれば自分が褒められると考えていたひとは、誰ひとり居ないのです。
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本当にみんなに知って欲しい!今の僕達のため、どれだけ多くの犠牲があったのかを。先の大戦で先人が守ってくれた日本の国柄、本当に素晴らしい。
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クリント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』、『父親たちの星条旗』、第二次世界大戦における硫黄島の戦いを日米双方の視点から描いた「硫黄島プロジェクト」の作品も観てほしい。
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