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世界史序説 アジア史から一望する ちくま新書1342
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2018/07/05 |
| JAN | 9784480071552 |

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商品レビュー
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12件のお客様レビュー
日本の歴史は東アジアよりも西欧の歴史に近似。封建制。日本は儒教を学問として受け入れたが、中国・朝鮮のように体制教学とはならなかった。戦国の下剋上により、下層から成りあがった領主たちが、僧侶・公家など旧来エリートを排撃し、軍事・政治を独占した。織豊から江戸初期にかけて仏教の従属化と...
日本の歴史は東アジアよりも西欧の歴史に近似。封建制。日本は儒教を学問として受け入れたが、中国・朝鮮のように体制教学とはならなかった。戦国の下剋上により、下層から成りあがった領主たちが、僧侶・公家など旧来エリートを排撃し、軍事・政治を独占した。織豊から江戸初期にかけて仏教の従属化とキリシタン禁圧により、一種の政教分離が進んだ。西欧の宗教改革の時代とほぼ同じ。マルクス『資本論』曰く、日本はアジアのなかでただ一つ中世を形成した国。土地所有の純封建的組織とその発達した小農民経営。忠実なヨーロッパの中世像。『世界史序説』 明の鎖国。商取引は朝貢という手続きを踏むことを求めた。陸路や海路も交通は遮断。漢人だけを内側に取り込み、それ以外の人を「外夷」として出入りを禁止した。すると、交易を求めるモンゴル人が北から侵入したり、交易をもとめる日本人が南の沿海で暴れ出した(北虜南倭)。仕方なく明は、鎖国を一部、例外的に緩和した。p.181『世界史とつなげて学ぶ 中国全史』
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西洋史観からの脱却を試みた本。著者は、従来の世界史がヨーロッパを重点を置いてアジアを軽視した歴史、いわゆるグローバルヒストリーに批判的な立場である。この新書では、古代文明から近代までのアジア史を取り扱うが、これを読む前に、高校世界史の流れをおさえておくと数時間で読了できる。 ...
西洋史観からの脱却を試みた本。著者は、従来の世界史がヨーロッパを重点を置いてアジアを軽視した歴史、いわゆるグローバルヒストリーに批判的な立場である。この新書では、古代文明から近代までのアジア史を取り扱うが、これを読む前に、高校世界史の流れをおさえておくと数時間で読了できる。 本書で興味深かったのは、気候変動によって、世界情勢が変化するところであり、ゲルマン民族の大移動とモンゴル帝国の発展と衰退がとりわけ衝撃的であった。前者は寒冷化が原因で、それまで定住してたゲルマン人が長い期間をかけて南下して、ローマ帝国西部が消滅した。後者はユーラシア大陸を支配したモンゴル帝国が、寒冷化をきっかけに徐々に支配力を弱めていったのである。それにしても中国共産党が掲げる「一帯一路」構想は、かつてモンゴル帝国が実施したシルクロードと類似してるが、仮にこの構想が実現したとしても、地球環境の変化で、いずれはモンゴル帝国と同じ末路をたどるだろうと想像した。 またアジア史ということもあり、日本の歴史にも言及するが、そこにも興味深かった箇所がある。それは、なぜ明治政府は紆余曲折ながらも成功したのか、著者はその疑問に対するある答えを提示してくれる。多分な要因が絡むため一概にはいえないが、明治政府が安定化した要因として、日本の封建制度が西欧の社会構造と酷似したことである。新政府が唱えた富国強兵や殖産興業が短期間で達成できたのは、官民が一体化していることにあるというのはある意味納得した。 最後に、昨今の世界情勢の悪化、とくに中国、ロシアの影響力をふまえると、今世紀のうちに現代の覇権国家であるアメリカの影響力が弱まり、中世時代のように、複数の超大国が乱立するかもしれない。そういう意味で、この本は今後の世界情勢を考える際に有効であろう。
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アジアから世界史をみるという試み。素人の感想としては、とっくに同様の試みはありそうだけど、案外ないものなのかな?
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