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星野、目をつぶって。(12) マガジンKC
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星野、目をつぶって。(12) マガジンKC

永椎晃平(著者)

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星野、目をつぶって。(12) マガジンKC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2018/07/17
JAN 9784065117989

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2018/09/20
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※このレビューにはネタバレを含みます

星野を連れ返し、共にすっぴん星野を拒んだ教室の空気に挑むことになった小早川達の奮闘が描かれる。 正直、星野の親友として描かれてきた榊が何故すっぴん星野を受け入れられなかったのかイマイチ理解出来なかったのだけど、彼女は彼女で何かしら幼少期からこじらせてきた感情があるみたい。 小早川は榊がすっぴん星野を受け入れられない理由を自分が星野の隣りにいるからだと推測するけど、本当にその理由だけなのかな?星野に詰め寄られた際の表情を見るにもう少し他の理由もありそうだけど。 ただ、やはり榊をどうにかしないと星野が受け入れられる事が無さそうなのは事実。小早川が見出した榊と友達になるという奇策、星野の仲直り作戦はどこまで通じるのだろうか? というか物語が終盤に入っていると聞き、ここからは星野の問題だけが描かれるかと思っていたから、高橋が起こした突然の行動には驚かされたよ 彼の朗らかなキャラクター性によって忘れていたけど、彼も自分の想いを封印していたタイプだったっけ。幼馴染三人組によるずっと続くと思われていた関係性。けれど、高橋が想いを秘め続ける限りその関係性は高橋にとっては辛いものになってしまうし、ピッチャーになれない藤本への遠慮もあったんだろうしなぁ。だから藤本の前からも野球部からも去ることにしたのか 当初は高橋が決めたことだから、今は星野と榊の仲直りの方が先決だからと関わるのを辞めようとした小早川。そんな小早川を視野が狭くなっている、納得できない、皆に笑って青春を過ごして欲しいと言って関わることを決め男なら勝負しろと一喝した星野 ああ、そうだ。小早川の熱血ぶりが表に出てしまった事で長らく忘れていたけど、ジャージ女こと星野ってこういうタイプだったよ 又、一度榊に拒まれたチョコを純粋な想いのままもう一度渡そうとするその姿勢。物語が終盤に入ったことで再び星野が自分らしさを取り戻せたようで。こういった猪突猛進な星野が非常に懐かしいな 高校二年生で居られる時間が終わり、誰もが自分の将来を考えてしまう時期。学校を辞める者、部活を辞める者、行き着く先が決まっていると嘆く者、友情を取り戻した者 歩み始めるか、留まっているか決めなければならない状況下、最終巻の粧歩祭でそれぞれの関係性がどのような着地を見るのかとても楽しみになってきた そういやタイトルにもなっている「星野、目をつぶって。」というフレーズ。これまでも様々な意味で使われ、第一話冒頭でも意味深に使われた言葉。今回、その第一話冒頭に該当するシーンがようやく描かれたわけだけど……。 まさかギャグシーンだと思わなかったよ!本当にこの作品は色々な意味でこちらの予想を超えてくるな!

Posted by ブクログ

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