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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2018/07/19 |
JAN | 9784309027180 |
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商品レビュー
3.7
16件のお客様レビュー
私の住んでいる越谷に町屋良平も住んでいたことがあり、私が進学先として中学の担任に勧められたが結局は行かなかった越ヶ谷高校の卒業生だとある時知り、いつか読んでみたいと思っていた。先日TSUTAYAレイクタウン店で町屋良平の新作『恋の幽霊』の特設コーナーがあり、越谷が舞台みたいなこと...
私の住んでいる越谷に町屋良平も住んでいたことがあり、私が進学先として中学の担任に勧められたが結局は行かなかった越ヶ谷高校の卒業生だとある時知り、いつか読んでみたいと思っていた。先日TSUTAYAレイクタウン店で町屋良平の新作『恋の幽霊』の特設コーナーがあり、越谷が舞台みたいなことが書かれていたので読みたいと思ったが、過去の作品とのつながりがあるかどうかわからないので過去の作品を読んでからにしようと思い、違う作品の文庫版を買った。その後、どうやら『しき』という作品とのつながりがあるらしいとわかり、図書館で『しき』を借りて読み始めた。 最初はひらがなが多く読みにくかったが、慣れてくるとスラスラ読めるようになった。私は家では音読で読むのだが、淀みなく読める感覚は、使い古された表現だが、ジェットコースターに乗っているような爽快感があった。 『しき』に出てくる女子の名前が白岩さやか、青木由希奈、と名前に色が入っている。ということは樋口凜は緋色をイメージした名前だろうか。 『しき』には阿波踊りが出てくるが、越谷では南越谷が阿波踊りで有名である。南越谷駅の発車メロディーも阿波踊りのお囃子になっている。『しき』では草野が阿波踊りの本拠地である徳島から転校してきたとあるが、町屋良平は南越谷の阿波踊りのことをヒントにして、『しき』に阿波踊りの話を盛り込んだのだろうか。 ダンスが扱われている小説というと今野敏の『ビート』がある。『しき』には樋口凜が出てくるが、今野敏の樋口顕シリーズの作品である。今野敏の作品の中では私の一番好きな作品だ。単行本で読んだのだが、今野敏にしては珍しく、二段組でボリュームがある作品だ。息子が殺人を犯したのではないかと心配する刑事の話である。また、〈しき〉というと森博嗣の『四季』も好きな作品だ。森博嗣のシリーズ作品に出てくる真賀田四季を主人公にした話である。それから、『屍鬼』という大長編もあるが、こちらはまだ読んでいない。単行本は大判なので読むのが大変そうなので、町屋良平の『しき』を読んだことをきっかけとして分冊された文庫でそのうち『屍鬼』も読もうかと思っている。 『しき』を読むきっかけとなった『恋の幽霊』も図書館で借りてあるので、すぐに読もうと思っている。また、越谷に縁のある作家は他に越谷オサム、高橋弘希、真藤順丈などがいるので随時読んでいきたい。高橋弘希は『スイミングスクール』を図書館で借りて今読んでいる最中である。
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「自分の思春期、高校時代はどうだったかな?」 って考えながら読んでた。 登場人物のピンポイントな感情を 解像度高く作品で表現されてて読み応えがあった。 私もこの主人公と同じで反抗期が無かった。 学生時代は感情を無意味に他人に向けることを 「ダサい」と思っていて反抗期で 親や先...
「自分の思春期、高校時代はどうだったかな?」 って考えながら読んでた。 登場人物のピンポイントな感情を 解像度高く作品で表現されてて読み応えがあった。 私もこの主人公と同じで反抗期が無かった。 学生時代は感情を無意味に他人に向けることを 「ダサい」と思っていて反抗期で 親や先生に反抗してる同級生を醒めた目で見てた。 ただ、作中にあるように反抗期が 大人になるための通過儀礼な気がして焦るような 気持ちもあったなぁ〜なんて 主人公に共感出来て面白かったです。
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うまく言えないけど他にない感じの良い小説だなあと思っていたら、巻末の解説(長嶋有)できちんと言語化されていてぎゃふん。 決して自分の記憶ではないのに、忘れ去ってしまっていたモヤモヤを丁寧に掬い上げてもらったような。とても良い小説だと思います。
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