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現代社会はどこに向かうか 高原の見晴らしを切り開くこと 岩波新書1722
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2018/06/21 |
| JAN | 9784004317227 |
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現代社会はどこに向かうか
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商品レビュー
3.7
37件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
社会学者・見田宗介の名前は、料理研究家・辰巳芳子の著作『いのちと味覚』で知った。 本書において著者は、人類史的な大局の視点から「これからの社会のあり方と幸福の形」を展望する。近年の状況は、人類が減速期に入ったことを示しており、経済成長こそが最高であるという今までの価値観・考え方とは異なる創意工夫が必要であるという。 世界全体の人口増加率の変遷を見たときに、1970年を先鋭な折り返し点として、それ以後は急速にかつ一貫して増殖率を低下している、というデータには、説得力がある。(「序章 図4」) 日本には、すでに”縮小”の現実がある。持続可能な世界を実現するためにも、いま世界が必要とするのは、実は、ゆるやかな”縮小”を受け入れ、著者の言う「高原(定常・安定)」を狙ってゆくことではないかと考えさせられた。 日本が直面している”縮小”の現実を、最も軽やかに、かつ肯定的に生き始めているのが「いま、ここ」を大事にする現代の若者たち(物欲に縛られず、シェアや他者とのつながりを重んじる世代)だとする、著者の分析はおもしろい。
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ビジネスの未来で紹介されていたのでいつか読もうと思っていた。とても未来に希望の持てる内容だった。そう。今問うべきは人の根源的な幸福とは何か、それを享受できる日々を過ごせるように何ができるかということ。確かにそんな未来は来る気がする。今の合理性からの移行が難しいところ。
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人口のロジスティック曲線を紹介しながら、人類の発展過程をまず押さえる。 徐々の変化から爆破的時期に至る。爆発は世界、資源の発見による。しかし、その資源の有限性に突き当たるとき、曲線は徐々に増加をやめ定常状態に至る。この定常状態を論じたのが、本書だ。 最後に、否定主義(批判主義)...
人口のロジスティック曲線を紹介しながら、人類の発展過程をまず押さえる。 徐々の変化から爆破的時期に至る。爆発は世界、資源の発見による。しかし、その資源の有限性に突き当たるとき、曲線は徐々に増加をやめ定常状態に至る。この定常状態を論じたのが、本書だ。 最後に、否定主義(批判主義)、全体主義、手段主義に対して、肯定主義、多様性、コンサマトリーという指針を打ち立てるものの、まだ社会構想にはいたっておらず、この手の本の陥りがちな理念のみでロードマップや具体例なしという結末になってしまっている。 問題意識は切実で正しいので、読む価値が全くないわけではないのだが。
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