現代社会はどこに向かうか の商品レビュー
ビジネスの未来で紹介されていたのでいつか読もうと思っていた。とても未来に希望の持てる内容だった。そう。今問うべきは人の根源的な幸福とは何か、それを享受できる日々を過ごせるように何ができるかということ。確かにそんな未来は来る気がする。今の合理性からの移行が難しいところ。
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人口のロジスティック曲線を紹介しながら、人類の発展過程をまず押さえる。 徐々の変化から爆破的時期に至る。爆発は世界、資源の発見による。しかし、その資源の有限性に突き当たるとき、曲線は徐々に増加をやめ定常状態に至る。この定常状態を論じたのが、本書だ。 最後に、否定主義(批判主義)...
人口のロジスティック曲線を紹介しながら、人類の発展過程をまず押さえる。 徐々の変化から爆破的時期に至る。爆発は世界、資源の発見による。しかし、その資源の有限性に突き当たるとき、曲線は徐々に増加をやめ定常状態に至る。この定常状態を論じたのが、本書だ。 最後に、否定主義(批判主義)、全体主義、手段主義に対して、肯定主義、多様性、コンサマトリーという指針を打ち立てるものの、まだ社会構想にはいたっておらず、この手の本の陥りがちな理念のみでロードマップや具体例なしという結末になってしまっている。 問題意識は切実で正しいので、読む価値が全くないわけではないのだが。
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昔と現代における考え方の変化をもとにした内容で面白かった。それを踏まえて今の時代、新しい時代を作るために必要なことを最後に整理されていたので考え方として参考になる。
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ロジスティック曲線、という生物学的な繁栄と衰退の曲線を土台として、今の現代社会について論じられていた。 若者の意識調査、を1973年と2013年で比較したり、 欧米諸国と比較したり、 そして見えてくるものなどなど。 10年ちょっと前に書かれたものなので その後の展開を考...
ロジスティック曲線、という生物学的な繁栄と衰退の曲線を土台として、今の現代社会について論じられていた。 若者の意識調査、を1973年と2013年で比較したり、 欧米諸国と比較したり、 そして見えてくるものなどなど。 10年ちょっと前に書かれたものなので その後の展開を考えるとなかなか楽観的な展望といえるかもしれない。 成長曲線の安定期に入ったところにある社会をどう説明できるのかなど、 いろいろと視点を学べた。
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一冊の中でわかりやすくスッと入ってくる部分と、難解でなかなか読み進めないところがある一冊だったような気がする。山登りのような成長時代の終焉と、緩やかな高原的なありようになることは実感や個人的な気持ちとして相関する。何に対して幸福感を感じるのか。世代や年代によって異なるのは当然と思...
一冊の中でわかりやすくスッと入ってくる部分と、難解でなかなか読み進めないところがある一冊だったような気がする。山登りのような成長時代の終焉と、緩やかな高原的なありようになることは実感や個人的な気持ちとして相関する。何に対して幸福感を感じるのか。世代や年代によって異なるのは当然と思うが、今の社会を考えると高原という響きには共感する。
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述べられていることは一貫している。主張内容の論拠が妥当なものであるかは、この書籍の内容からだけでは判断が難しい。しかし、私的な過去の経験や感じてきたことを踏まえると納得感があった。 人生の目標や目的の達成を求められるが、それらが本当に適切なものかは誰も保証できず、自身で決めるしか...
述べられていることは一貫している。主張内容の論拠が妥当なものであるかは、この書籍の内容からだけでは判断が難しい。しかし、私的な過去の経験や感じてきたことを踏まえると納得感があった。 人生の目標や目的の達成を求められるが、それらが本当に適切なものかは誰も保証できず、自身で決めるしかない。にも関わらず、周囲からの明示的・暗黙的な圧力による誘導がある。その圧力がどこから忍び寄っていたのかを気づくきっかけとなった。社会・経済などのマクロ的な流れに無自覚に流されてしまわないよう学んでいきたいと感じた。
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経済や人口増加のグラフに見られる、急激な成長から鈍化し安定期の入ったあたりを、筆者は高原として喩え、高原の見晴らしを様々なデータから考察している。 高度成長のような経済競争が完了し、成長が鈍化した社会では、人々の志向が、シンプル、エコ、に向いている。同じ服を着ていることが、むしろ...
経済や人口増加のグラフに見られる、急激な成長から鈍化し安定期の入ったあたりを、筆者は高原として喩え、高原の見晴らしを様々なデータから考察している。 高度成長のような経済競争が完了し、成長が鈍化した社会では、人々の志向が、シンプル、エコ、に向いている。同じ服を着ていることが、むしろカッコいい。幸福感が高く、生活の中心が多様。 若い世代の方がその傾向が強い、という。やるじゃん、Z世代。
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高度経済成長を終え高原に辿り着いた現代社会の方向性を憂いながらも若干の希望を持ちながら論じた書籍。全体的に難解で消化不良気味ではあるが、結論的には自分たちの行く末は自分たちが決めなくてはいけない。そのためにどう振る舞うべきかを問われていると感じる。他の社会学者や思想家が書いた本と...
高度経済成長を終え高原に辿り着いた現代社会の方向性を憂いながらも若干の希望を持ちながら論じた書籍。全体的に難解で消化不良気味ではあるが、結論的には自分たちの行く末は自分たちが決めなくてはいけない。そのためにどう振る舞うべきかを問われていると感じる。他の社会学者や思想家が書いた本と読み比べ、比較を通して理解を深めたい。
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BIBLIOTHECAで紹介された本。 「高度経済成長」を完了し、「高原社会」に至った現在の日本は、どのような意識で、どんな方向に進めばいいのか考えさせられた。
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