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月の光 川の光外伝 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2018/06/22 |
JAN | 9784122065987 |
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月の光 川の光外伝
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商品レビュー
3.7
6件のお客様レビュー
(アマゾンより) タミーにブルーにグレン……「川の光」の動物たちが大活躍! 一篇ごとに主人公も変われば作風も変わる、楽しい仕掛けに満ちた短篇集。『川の光 外伝』を改題。
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川の光に出てきた動物たちの短編のお話。 今回も挿絵がまたまたわくわく。 それぞれの個性があって楽しく読み進めました!
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『川の光』を読んでからだいぶたってしまった。 少しずつ前の話を思い出しつつ、読む。 本編に出てきた動物たちが、それぞれの編の主人公となって、帰ってくる。 星の光の雨が降る晩に催される〈詩を愛する動物の会〉。 この様子が描かれるのが「犬の木の下で」。 いろいろな動物の詠む詩のバラ...
『川の光』を読んでからだいぶたってしまった。 少しずつ前の話を思い出しつつ、読む。 本編に出てきた動物たちが、それぞれの編の主人公となって、帰ってくる。 星の光の雨が降る晩に催される〈詩を愛する動物の会〉。 この様子が描かれるのが「犬の木の下で」。 いろいろな動物の詠む詩のバラエティに富んでいるのが楽しい。 ホラホラ、これがぼくの骨だ、をタミーが口にする。 意味の脱臼というか、えっ?そういう意味でいいの?と笑えて来てしまう。 「孤独の炎」。 小惑星探査機はやぶさの帰還が、こんな童話になってしまうとは! 孤独に生きてきたフクロウのルチアと、遠くの星へたった一人でミッションを抱え飛び、故郷に帰ることなく燃え尽きる「彼」の孤独が共振する。 命のない探査機と、動物たちがつながるというのに幾分の心地の悪さが残るのはなぜだろう? 「キセキ」は、アナグマのアントン坊やが主人公。 世界の不思議にどっぷり浸り、うっとりする癖が、母親からは「変な子」に見えてしまう。 一人で近づいてはいけないと言われていた川に入った彼は「水の子」と仲良くなる。 夢のように楽しく遊びながら、世界は自分の中にあり、自分は世界に遍在するーこういう意識を抱く。 ちょっと「孤独の炎」に通じる世界観か? どの編も違う個性があって、とても面白く読了。
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