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翻訳ってなんだろう? あの名作を訳してみる ちくまプリマー新書301
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2018/06/01 |
| JAN | 9784480683236 |
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翻訳ってなんだろう?
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商品レビュー
3.8
9件のお客様レビュー
面白かった。 さすが売れっ子の鴻巣さん。 解釈や日本語が新鮮で、わかりやすく、センスが良い。 翻訳家ってこんなにレベルの高いことが当たり前に求められているんだなと改めて思った。 文化や生活習慣に詳しいことはもちろん、あらゆる横糸縦糸をチェックしながら物語を織り直しているうえに、...
面白かった。 さすが売れっ子の鴻巣さん。 解釈や日本語が新鮮で、わかりやすく、センスが良い。 翻訳家ってこんなにレベルの高いことが当たり前に求められているんだなと改めて思った。 文化や生活習慣に詳しいことはもちろん、あらゆる横糸縦糸をチェックしながら物語を織り直しているうえに、読者にとってはほぼ黒子なんだから、大したものだ。 (日本が翻訳文学大国だってことも、もっとみんなに知らせてもいいっすよ。) この本ではじめて知ったことは、 アリスのいかれお茶会に出てくる、マッド・ハッター=イカレ帽子屋は、当時の帽子はフェルトを均すために水銀を使うので、水銀中毒がなかば職業病になり、ヤバい言動の人が多い(とされていた)というところ。怖い。 あとは、嵐が丘のヒースクリフは意外とダラダラと長セリフを吐くが、日本人にはダークヒーローは寡黙という思い込みがあるため、その魅力を損なわない訳はけっこう難しいんだなという点。 試みに、と浪速人情モノに訳されていたヒースクリフとキャサリンの会話が面白かった。 キャッチャー・イン・ザ・ライのところで、この不思議なタイトルは空耳に発祥していて、もとのスコットランドの詩は、日本では硬派な名文『故郷の空』として知られているが、ほんとはかなり艶っぽい内容で、そこを強調した訳の歌が、『誰かさんと誰かさんが麦畑〜』というドリフのアレだと知ってビックリ。3つぜんぶ元ネタが同じだったとは。 しかしまあ、英語を忘れきっていた私には、この本はさくさく読めなくて、とにかく時間が掛かってしまったが、楽しめました。 そんな私が、日々たくさんの翻訳物語を(無意識に)享受できるのも、こんなプロたちのおかげ。 本当にありがとうございます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
箸休め的に軽めの一冊。 翻訳本は結構読むけど、こういった視線は新鮮だったり。 筆者のスタンスは序章に言い切ってしまっていて「翻訳とは一種の批評なのです。しかし翻訳者が書くのは、その作品の論評ではありません。作品そのものを書くのです」という文に集約される。いやー、あまりに正鵠を射た意見すぎて何も付けたせない…。 学芸書も同じように翻訳本が結構あるわけだけど、ああいったのもキチンと専門家が訳してくれている意義があるわけだ。いやぁ、ホントありがたいなぁ。 そういえば各章に英語本文を持ってきて、どちらかというと翻訳者を目指す人向けではあるんだけど、どういう思考で翻訳をするかという視点の読み物でもあるので楽しめると思うな。英語はもう当たり前のように読めなかったし!
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タイトル通り翻訳とはなんであるのかを書いてくれる本です。 何個かの有名作品を取り上げて、文章の知識、訳し方、英語の表現など勉強になる事がたくさん多かったです。 中学入試にも取り上げられていますが、英語学習者にも最適な内容だと思います。
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