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暴走する能力主義 教育と現代社会の病理 ちくま新書1337
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暴走する能力主義 教育と現代社会の病理 ちくま新書1337

中村高康(著者)

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暴走する能力主義 教育と現代社会の病理 ちくま新書1337

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2018/06/01
JAN 9784480071514

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商品レビュー

3.6

21件のお客様レビュー

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2026/02/01

能力は正確には測ることができず、そのために「能力がある」とされる状態は例えば=学歴(学校歴)等として社会的に構築される。ところがその社会的に構築された能力判定は必ずしも社会の求める能力と完全には一致せず、常に修正を迫られるようになる‥これが本書の中で後期近代のメリトクラシーの実情...

能力は正確には測ることができず、そのために「能力がある」とされる状態は例えば=学歴(学校歴)等として社会的に構築される。ところがその社会的に構築された能力判定は必ずしも社会の求める能力と完全には一致せず、常に修正を迫られるようになる‥これが本書の中で後期近代のメリトクラシーの実情として整理される姿である。 興味深かったのは3章で、社会学に多い「メリトクラシー幻想論」について「いつもチャンスが十分に開かれていないとの結論になる」と批判的に言及されるのだが、「大学に行く条件をいかに完全平等にできるか」に血道をあげている研究がメディアで紹介される度に個人的に感じていた疑問を言い当てており、この方向の議論をもっと読みたかったが、さすがにやりすぎると業界の中で「角が立つ」のだろうか。 読んで思うのは、現在の能力主義は再帰的にその基盤が問われる状況さえ超えて、アメリカのMAGAに象徴されるように憎悪の的にさえなっているのではないか、ということ。末尾で少しだけ反知性主義に触れているが、本書の刊行後、能力主義そのものへの懐疑が極まりつつある現在において、著者の処方箋を聞いてみたい気がする。

Posted by ブクログ

2025/12/01

近年、ビジネスや学校教育の現場では、働く個人や学生に対して、コミュニケーション力や問題解決力といった「新しい能力」が求められている。これらの「新しい能力」は、社会的影響が大きいにもかかわらず非常に抽象的であり、また昔から求められてきた能力を言い換えただけのものも多い。本書では、そ...

近年、ビジネスや学校教育の現場では、働く個人や学生に対して、コミュニケーション力や問題解決力といった「新しい能力」が求められている。これらの「新しい能力」は、社会的影響が大きいにもかかわらず非常に抽象的であり、また昔から求められてきた能力を言い換えただけのものも多い。本書では、それらの能力が個人に真に求められているわけではなく、能力主義(メリトクラシー)という社会構造の再生産の一部に過ぎないことを、前近代、前期近代、後期近代という時間軸を通して明らかにしており、とても面白い。

Posted by ブクログ

2025/11/07

能力主義に代わるものはまだない。 暫定的な社会の枠組みにすぎない。 不完全ながら、良い代替案が無いため暫定的に、今の世の中の常識に据えられている能力主義。 そういう意味では資本主義に似ている。 この本でも代替案は示せてはいない。 ただ、大事なのは能力主義を所与のもの、自然の摂...

能力主義に代わるものはまだない。 暫定的な社会の枠組みにすぎない。 不完全ながら、良い代替案が無いため暫定的に、今の世の中の常識に据えられている能力主義。 そういう意味では資本主義に似ている。 この本でも代替案は示せてはいない。 ただ、大事なのは能力主義を所与のもの、自然の摂理、現代社会の常識で完全無欠、不変なものとして認識するのではなく、常に相対化する視点を持っておくこと。 そう。知識は物事を相対化するためにある。 次はマイケル・サンデル読んでみよう。

Posted by ブクログ