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白川郷 濡髪家の殺人 実業之日本社文庫
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白川郷 濡髪家の殺人 実業之日本社文庫

吉村達也(著者)

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白川郷 濡髪家の殺人 実業之日本社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 実業之日本社
発売年月日 2018/06/06
JAN 9784408554259

白川郷 濡髪家の殺人

¥220

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2023/09/02

「吉村達也」の長篇ミステリ作品『白川郷 濡髪家の殺人』を読みました。 ここのところ国内ミステリ作品が続いていますね。 -----story------------- 東京の多摩川河川敷で『週刊真実』編集者「山内修三」の生首が見つかる。 彼は作家「夏川洋介」の連載小説『濡髪家の殺...

「吉村達也」の長篇ミステリ作品『白川郷 濡髪家の殺人』を読みました。 ここのところ国内ミステリ作品が続いていますね。 -----story------------- 東京の多摩川河川敷で『週刊真実』編集者「山内修三」の生首が見つかる。 彼は作家「夏川洋介」の連載小説『濡髪家の殺人』を担当していた。 さらに500キロ以上離れた世界遺産の合掌造り集落・白川郷で胴体が! 小説は「首無し死体」が次々に発見されるという内容のため、物語と現実の事件がリンク!? とネット上は騒然。 犯人が首を切断した理由は!? 怨恨? 異常者の仕業? 捜査は混迷を極める…… 警視庁捜査一課の名コンビ「志垣警部」&「和久井刑事」が活躍する「世界遺産」シリーズ第一弾。 2012年に惜しまれながら急逝した著者が放つ、傑作本格ミステリー、初文庫化! ----------------------- 警視庁捜査一課の名コンビ「志垣警部」&「和久井刑事」が活躍する「世界遺産」シリーズの第1弾となる作品です、、、 たまたまですが、「折原一」の『鬼面村の殺人 新装版: 黒星警部シリーズ1』に続き、合掌造り集落が舞台となっているミステリ作品です。  ■第一章 濡髪家の殺人  ■第二章 逃げる容疑者  ■第三章 切断の理由  ■第四章 暮神家のと伊豆神家  ■第五章 白く静かなる村  ■第六章 衝撃の告白  ■第七章 結の絆  ■第八章 第二の切断  ■第九章 トリックの崩壊  ■第十章 独占スクープ発売  ■あとがき  ■解説 大多和伴彦 『週刊真実』編集長の「桜木大吾」は、世界遺産の白川郷合掌造り集落をモデルにした推理小説『濡髪家の殺人』の著者「夏川洋介」から、連載を中止したいと唐突に切り出される… その申し出はすぐ撤回されたが、担当編集者「山内修三」の生首が東京の多摩川で、胴体が500キロ以上も離れた白川郷で発見された、、、 犯人はなぜ首を切断したのか?  猟奇事件の意外な真相に「志垣警部」と「和久井刑事」が挑む! アリバイトリックについては、なるほどなー とは感じつつ、殺害後に首を切断するという残虐な行為までエスカレートするには動機が弱く、納得感がなかったですね、、、 白川郷合掌造り集落を舞台とする必然性も強引な感じがするし… 読みやすい文体だし、「志垣警部」と「和久井刑事」のコンビも好感が持てるだけに、ちょっと残念でした。

Posted by ブクログ

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