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静かの海 その切ない恋心を、月だけが見ていた(下) 宝島社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2018/06/06 |
JAN | 9784800285027 |
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静かの海 その切ない恋心を、月だけが見ていた(下)
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商品レビュー
4.8
6件のお客様レビュー
最悪な別れと再会の日。 ここまで本当のことを伝えずに勘違いさせた罰なのかもしれないが、本当の性別を知られた時の対応はトラウマになりそうだな。 心の中で叫ぶだけでなく口に出して伝えていたら、喧嘩になる事もあっただろうが互いの想いは伝わっただろうな。
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小学6年女子真咲の、鈍感大学生行成への片思い。真咲は転校生としてなかなか新しい同級生になじめないながらも、それなりに学校生活を送る。偶然の再会をきっかけに、行成に口実を見つけて会いに行く。行成には男の子だと誤解されたまま親しくなってゆき、些細なひと言、些細な出来事に一喜一憂し、思...
小学6年女子真咲の、鈍感大学生行成への片思い。真咲は転校生としてなかなか新しい同級生になじめないながらも、それなりに学校生活を送る。偶然の再会をきっかけに、行成に口実を見つけて会いに行く。行成には男の子だと誤解されたまま親しくなってゆき、些細なひと言、些細な出来事に一喜一憂し、思いを募らせる。本当は女の子だと打ち明けられないまま時間が過ぎてゆく。 傍らにはいくつもの恋の形が描かれている。行成と彼女のすれ違いと別れ。天九の通じない片思い。愛実の一途な気持ちと当たって砕ける覚悟。真咲の叔父の許されない恋。両親の本当の関係。時間の経過とともにそれらの変化も描かれている。 駆け引きはあっても打算はない、純粋な気持ちをこの本を読んでおさらいしたような気分だ。小学校から中学校にかけて長く忘れていた記憶が細部までよみがえった。いろいろあったなあ。 この話、伏線らしきものがあるような、ないような。真咲とは年齢の離れた兄と姉、同居してないとはいえ全く出てこなかった。結局指摘されるまで気がつかなかったけど、行成の真咲を見る目と、最後の場面。10年後の年齢差は今ほど違和感がないのは叔父さんの言う通りだけど、この話の続きは…なくてもいいかな。
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最後は良かったなぁ。 途中、中途半端な正義感をもったヤツが出てきて、案の定な形になったけど、それも含めて良かったです。 でも、1冊にまとめて欲しかったなぁ。
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