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起爆都市 県警外事課クルス機関 宝島社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2018/06/06 |
JAN | 9784800284792 |
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起爆都市 県警外事課クルス機関
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商品レビュー
3.9
8件のお客様レビュー
この手のジャンルはあまり読んでいない。 なので大風呂敷になかなか馴染めない。スピード感があってオモシロいけど登場人物というか関係者の多さに事象が整理しきれない。きっといろんなことが読みきれていないんだろうな。確認しようとは思わないけど。
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ゴリゴリの「スパイもの」であり、殺人は普通に起きるわ、 派手な銃撃戦もあるわ...の割には、 不思議と「洒脱な」印象を受ける。 松田優作より伊勢谷友介が似合う感じか(^ ^ 前作に続き、話がでかすぎて(^ ^; 国際情勢に疎い私は、付いていくのが大変(^ ^; 米兵による中国...
ゴリゴリの「スパイもの」であり、殺人は普通に起きるわ、 派手な銃撃戦もあるわ...の割には、 不思議と「洒脱な」印象を受ける。 松田優作より伊勢谷友介が似合う感じか(^ ^ 前作に続き、話がでかすぎて(^ ^; 国際情勢に疎い私は、付いていくのが大変(^ ^; 米兵による中国人少女レイプ事件に端を発し、 報復殺人、空き缶爆弾、中国艦隊が...と続く米中対立。 現在を舞台に、二大大国を巻き込む「横方面」の広がり。 のみならず、「全共闘」「70年代安保」の残影を引きずり、 警察と公安、警視庁と神奈川県警の根深い対立という 「縦(時間軸)」のスケールもでかい(^ ^; さらにそこにマトリが絡んでくる上に、 中国残留孤児とか、危険ドラッグの蔓延とか、 ネタとしては「これでもか」のてんこ盛り(^ ^; 片手間に読んでると消化しきれない内容の濃さ(^ ^; それでも破綻なく、読み物として成立している。 これぞ著者の「筆力」というものなのでしょう(^ ^ 「読み応え」という意味では、文句なく一級品(^ ^ ただ、続けて読む気にはならないかも(^ ^; 「次は軽めのものを読むかな...」と(^ ^;
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前作は来栖刑事の型破りの捜査手法が売りでしたが、本書は麻取の鬼塚さんが輪をかけて暴れているおかげで来栖刑事がむしろ常識人に見えてくるところが面白い。 脱法ドラッグを扱う半グレ集団が暴対法に縛られて高齢化したヤクザを手玉に撮ろうとするところなんかは実際にもあり得そうな話ですが、爆弾...
前作は来栖刑事の型破りの捜査手法が売りでしたが、本書は麻取の鬼塚さんが輪をかけて暴れているおかげで来栖刑事がむしろ常識人に見えてくるところが面白い。 脱法ドラッグを扱う半グレ集団が暴対法に縛られて高齢化したヤクザを手玉に撮ろうとするところなんかは実際にもあり得そうな話ですが、爆弾を使った総理大臣との交渉はやっぱり小説の中の世界ですね。 何はともあれ魅了的な作品だったので、今後もシリーズで是非読みたいです。
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