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人間にとって病いとは何か 幻冬舎新書500
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人間にとって病いとは何か 幻冬舎新書500

曽野綾子(著者)

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人間にとって病いとは何か 幻冬舎新書500

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2018/05/01
JAN 9784344985018

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人間にとって病いとは何か

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商品レビュー

4.2

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2024/10/27

自身や家族(特に、亡くなった夫の三浦朱門氏)の実体験を基に、健康や病、人間が歳を重ねるということを書いたエッセイ。著者が80代後半の時の本で、昔を振り返りながら「今の身体と精神がある」ことを綴っている。 医学的なことより、実体験で得た感覚で書かれている。「昔の人は良く言ったもの...

自身や家族(特に、亡くなった夫の三浦朱門氏)の実体験を基に、健康や病、人間が歳を重ねるということを書いたエッセイ。著者が80代後半の時の本で、昔を振り返りながら「今の身体と精神がある」ことを綴っている。 医学的なことより、実体験で得た感覚で書かれている。「昔の人は良く言ったものだ」のように、やはり経験によるものは説得力がある。自分自身、若い頃は気づかなくても50歳になった今なら共感できることが沢山あった。 苦労もありながら、著者は良い人生を送ってこれたことが伺える。

Posted by ブクログ

2023/11/03

著者は本を読まないと 体験に潜んでる原則が わからないと言います。 おそらく法則も含むと 思いますが、 まずは原則や法則とは 何か? それはあたかも重力の ように、 生きていく上で嫌でも 影響を受けるもの。 それに従って行動する ことで、 生きやすくなるもので あり、...

著者は本を読まないと 体験に潜んでる原則が わからないと言います。 おそらく法則も含むと 思いますが、 まずは原則や法則とは 何か? それはあたかも重力の ように、 生きていく上で嫌でも 影響を受けるもの。 それに従って行動する ことで、 生きやすくなるもので あり、 知らないと損するもの でもある。 ググれば有名処の原則 や法則がたくさん出て きますね。 ドキュメンタリーでも 小説でも、 人の行動とその結末を 内面の心の動きに至る まで具体かつ客観的に 見せてくれます。 読者はそれらを通じて 原則や法則を学んでる ということでしょうか。 たしかに質・量ともに 限られた己の体験だけ で、 そこから原則や法則を 見出すのは無理があり ますね。 曽野さんの言葉は示唆 に富んでいて好みです。

Posted by ブクログ

2022/08/03

病気と折り合いをつけながら生きることを教えてくれる。 その時その時を達観しながら生きてみる。 自分を一歩さがって突き放して見ることができるのが、この方のすごいところと思います。 気になったことは以下です。 ・体力というものが、精神の多くの部分を支配するということを私はそれまで...

病気と折り合いをつけながら生きることを教えてくれる。 その時その時を達観しながら生きてみる。 自分を一歩さがって突き放して見ることができるのが、この方のすごいところと思います。 気になったことは以下です。 ・体力というものが、精神の多くの部分を支配するということを私はそれまでにもよく知っていた ・治らない病いを抱えることで人は謙虚になれる ・世の中の多くの事柄は、自分で解決する他はない ・食前、食中、食後に水は飲むな。 ・人間の予想通りにいくことはない ・巷に溢れる健康法に振り回されない ・今日がほどほどにいい日なら、それでいい ・死者が生者の邪魔をしてはいけない(葬式は質素であればいい) ・身軽、ということはどんな時でも大切なことだ ・人は中年で太り、老年で痩せる ・人生は絶えず変化し、人間も変わる ・弱点のない人間はいない ・人が前進するには失敗が必要 ・病気でも健康でも大した意味はない 目次は以下の通りです。 まえがき 第1話 体は不調になる前に精神に訴える 第2話 食事の基本は体が求めるものを与えること 第3話 薬といかにつき合うか 第4話 食べないことで得られる健康もある 第5話 人間としての最低の条件 第6話 体を経営するということ 第7話 家庭の食卓が人間に与える影響は大きい 第8話 素人の医学的知識に振り回されない 第9話 人間には果たすべき役割がある 第10話 精神的な異変は誰にでも起きる 第11話 精神が健康であるということ 第12話 体を自由にコントロールすることはできない 第13話 人間は変化から逃れられない 第14話 何事もほどほどがいい 第15話 食事は腹八分目でなくてもいい 第16話 失敗したら訂正し、半歩か一歩前進する 第17話 人間という存在について

Posted by ブクログ