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藤原彰子 天下第一の母 ミネルヴァ日本評伝選
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藤原彰子 天下第一の母 ミネルヴァ日本評伝選

朧谷寿(著者)

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藤原彰子 天下第一の母 ミネルヴァ日本評伝選

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ミネルヴァ書房
発売年月日 2018/05/01
JAN 9784623083626

藤原彰子

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商品レビュー

3

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2024/07/31
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藤原道長長女の藤原彰子は12歳で入内し、後一条・ 後朱雀と二人の天皇の母(=国母)として29歳以降 87歳でなくなるまで権勢を発揮した 天皇に並び尊重された彼女の政治的存在が藤原摂関 政治のモデルタイプとなり道長流の藤原摂関家繁栄 に大きく貢献した 時の関白からは政務も内覧し人事を含め重大事項の 決定権を任された二代の国母、この時代の政治パワ ーの中心だったことに驚く 漢文好きの一条天皇に合わせて道長は多くの知識あ る女房を集め文化的・知的な彰子サロンをつくる (紫式部や和泉式部)

Posted by ブクログ

2023/01/01

これだけ有名な人なのに、どんな人生を送った人なのか、具体的なエピソードが少ない。 考えてみれば不思議なことだ。 そんなこともあり、彰子について何か読んでみたいと思っていた。 服藤早苗さんの『藤原彰子』を読んでみたかったのだが、図書館になく、こちらを読んでみることに。 著者は平...

これだけ有名な人なのに、どんな人生を送った人なのか、具体的なエピソードが少ない。 考えてみれば不思議なことだ。 そんなこともあり、彰子について何か読んでみたいと思っていた。 服藤早苗さんの『藤原彰子』を読んでみたかったのだが、図書館になく、こちらを読んでみることに。 著者は平安時代を専門とする歴史学者の方のようだ。 定年で大学を離れたあとの著作の模様。 そして、藤原彰子は必ずしもご専門ではないらしい。 最初に確認されるのが、資料の少なさ。 道長の『御堂関白記』、実資の『小右記』は、比較的彰子の若い時期を知ることができる。 が、彼女の長い生涯のうちの後半生、弟の関白頼道の時代のものが少ないのだとか。 なるほど、この人のイメージがあまりないのは、ちっとも不思議ではないのだ。 とはいえ、もともとこちらも全く知らないわけで。 勝手に思い込んでいたことも正してもらえた。 その一つが、彰子の出家のことだ。 彼女が二十四歳(本書では満年齢で書かれている模様)の時の、夫である一条院の崩御を機に出家したのだと思っていたが、実際は三十九歳。 この時は、いわゆる尼そぎにしただけだったとか。 その後、五十二歳の時、今度は剃髪して出家。 (以前、「彰子が長生きだったのは、夫と早く死別して出家したために、早い段階で化粧をしなくてよくなったため」という話を聞いたことがある。この話、あまりあてにならない説だということか?) 初めて知ったことも多い。 例えば道長の最期。 背中のできものとひどい下痢で苦しんだということだが、いったい何の病なのだろう。 人柄がうかがい知れるようなエピソードは本当に少ない。 母后として政治に介入したという話は聞いているが、どんなことで、どの程度というのはあまりわからない。 彰子所生の天皇たちが彼女のもとに朝覲行幸(ちょうきんのぎょうこう)を繰り返したことは書かれているが…それは彼女の時に限ったことではないのでは? 晩年、頼通が嫡男師実に関白を譲ろうとしたとき、道長の遺言を持ち出し、天皇に文を送って阻止し、弟の教通に譲らせたという話が例外的にインパクトがある。 『古事談』のエピソードだそうだ。 ただ、どういう性格で、権力に対してどういうスタンスでいたのか、明確な像が得られるというほどではない。 長命の話では、母の源倫子にも驚かされる。 九十年の寿命は現在からみても長寿だ。 しかも、娘の彰子が当時としては比較的遅い初産(二十一歳)の前年に高齢出産している。 なんという強靭さ! 養子にした定子の遺児、敦康親王との関係は本書ではあまりよくわからず。 やはり改めて服藤さんの本を読むべきかも。

Posted by ブクログ

2018/08/04

色々な文献から藤原彰子に関わる事柄を記し,存在を際立たせている.彰子の存在が道長以降の摂関政治を成立させたとのこと.その裏にはもっと様々な陰謀などがあったと思われるが,(だって,放火と思われる火事が多すぎる)彰子自身の性格が公平な人であったのか,兄弟姉妹,子供や孫が殺しあわないで...

色々な文献から藤原彰子に関わる事柄を記し,存在を際立たせている.彰子の存在が道長以降の摂関政治を成立させたとのこと.その裏にはもっと様々な陰謀などがあったと思われるが,(だって,放火と思われる火事が多すぎる)彰子自身の性格が公平な人であったのか,兄弟姉妹,子供や孫が殺しあわないで協力しあったのが,その他の時代の権力闘争と比べてまだしも平和な感じがする.

Posted by ブクログ

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