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人喰い 双葉文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2018/05/09 |
JAN | 9784575521122 |
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商品レビュー
2.5
12件のお客様レビュー
内容は面白かったけど、時代背景と話し言葉が合わなくて読むのに苦労した。 トリックは面白かったと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
花城由記子は熾烈な労働争議が続く本多銃砲火薬店の工場に勤務していたが、ある日遺書を残して社長の息子である本多昭一と心中した。しかし、見つかった遺体は本多昭一だけで、由記子の遺体は見つからなかった。妹の佐紀子は姉を探しに恋人の豊島にも応援を頼むが、仕事で2、3日は行けないと言われる。 姉は自殺に失敗して怖くなり逃げたのではないか?という憶測が飛び交い、約2週間後に社長の妻を巻き込み工場内で爆破事故が起こる。そこでは、犬猿の仲である豊島と美土里が由紀子を見たという目撃情報があった。 さらに現場には由紀子のスプリングコートとストール、ボストンバックが置いてあった。 さらに数日後には、社長が自殺か他殺か分からない形で死亡する。 ナイフを買ったのはマスクをしたスプリングコートを着た女だとお店の人は証言する。 佐季子は豊島と一緒にあらゆる、推理を組み立てるが真相に近づけない。ついに犯罪者の妹として勤めてる銀行を首になる。 誰が犯人か謎がつかめないまま、退職の前日に刑事が訪れ、姉の遺書を渡そうとしたがないことに気づく。同日、美土里も工場を退職し向かった先は婦人科であった。 美土里には3ヶ月の子どもがいて、豊島は唯一佐季子の家に上がったことから遺書は豊島が盗んだことが判明する。 恋人だと思っていた豊島が犯人だったことから、靄がかかり真相に辿り着けなかった。また、豊島と美土里が犬猿の仲である芝居をしていたことから周囲も誰一人疑うことはなかった。 2020/02/10 12:12
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昭和のミステリーだが、トリックは今でも通用すると思う。 初めて笹沢佐保氏のミステリーを読んだが、結構読み応えがあった。
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