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認知症を堂々と生きる 終末期医療・介護の現場から
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2018/05/09 |
JAN | 9784120050800 |
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認知症を堂々と生きる
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認知症は、長生きすればだれもが通る可能性がある道。 薬で抑えたり進行を遅らせるのには限界がある、という事実。 薬に頼らなくても、私たちにとって困った行動にも一つ一つ当事者なりの理由がある、という事実。 これらを理解するには、想像力が必要だということ。 私たちが想像力を働かせ、不...
認知症は、長生きすればだれもが通る可能性がある道。 薬で抑えたり進行を遅らせるのには限界がある、という事実。 薬に頼らなくても、私たちにとって困った行動にも一つ一つ当事者なりの理由がある、という事実。 これらを理解するには、想像力が必要だということ。 私たちが想像力を働かせ、不安を取り除き、本人に寄り添うことで、病院や施設に安易に押し込めなくても、地域で暮らしていける可能性があるというお話。 なかなか興味深い内容でした。 認知症によって失われた部分があるとしても、すべては失っていない。できることもある。 ひとくくりに何も分からないだろう、何もできないだろうというのは、私たち認知症ではない人たちのエゴ、勝手な思い込みだということ。認知症グループホームでの取り組みや事例もとても深く考えさせられました。 その人が少しでも自分らしく生きること、一人一人を尊重することが大切だと思いました。 最後に、著者の夫による寄稿があるのですが、欧米や台湾での看取りに対する考え方、高齢者の暮らし方が、日本とはかなり違っていて、今の日本の考え方からはかなり違った政策がとられていて驚きました。 死に対する考え方が根本的に違うと感じることが多かったのですが、日本人が病院で死にたくない、と考える人が多い中、大半が病院で亡くなっている現実を踏まえると、欧米で実践されているような方法、政策なども参考に、人生最後の迎え方を考える時期に来ているのではないか、と感じました。
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年をとると認知症になるのは当たり前――。人生の最後まで本人と家族が誇りをもって生きるために、高齢者ケアの最前線から直言する!
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