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偽りの銃弾 小学館文庫
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偽りの銃弾 小学館文庫

ハーラン・コーベン(著者), 田口俊樹(訳者), 大谷瑠璃子(訳者)

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偽りの銃弾 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2018/05/08
JAN 9784094063431

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偽りの銃弾

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商品レビュー

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2024/09/15

人には出来ることと出来ないことがある 出来ないことを努力して出来るようになることは素晴らしいことだ そうやって人は成長していくのだ あるいはそれが生きるということなのかもしれない だがしかし どうしても出来ないことというのはある 残念ながらある 向き不向きというものがある 努...

人には出来ることと出来ないことがある 出来ないことを努力して出来るようになることは素晴らしいことだ そうやって人は成長していくのだ あるいはそれが生きるということなのかもしれない だがしかし どうしても出来ないことというのはある 残念ながらある 向き不向きというものがある 努力では覆すことができない才能というものもある 残念ながらある どうしても乗り越えられない壁に出会ったとき 無理に超えようせず 迂回して別の道を進むことも必要だ あるいは壁の向こう側に行くことをあきらめ 引き返したっていい 人生にはそういった壁が存在する 例えばハーラン・コーベンをどうしてもハーラン・ベーコンと読んでしまうといったような はい、ハーラン・ベーコン(おい)初読でございますよ! さすがの全米ベストセラー作家のベーコン、プロットが巧み いやーこれがこう繋がるのかーと度々 面白かった 面白かったんだけど、主人公の元女性兵士マヤがどうしても好きになれない たぶん友だちになれない なんていうか、傲慢?なのよね なんでも自分で出来ると思っている なわけ無いだろ!と思う これだから女って奴は!って思う 言いたくないけど、言っちゃう 自信家の女は扱いづらいから友だちになれない(はい女性蔑視発言ね) 友だちになれそうにない人が主人公だとやっぱりちょっと隣を歩きたくなくなってしまう これもひとつの壁なのかもしれない それでも終わらせ方がものすごいわい好みだった このエンディングを書く人だったら、ものすごい相性のいい作品とも出会えそうな気がする もちょっと何か読んでみたいです ベーコン

Posted by ブクログ

2024/02/28

本作を読んだ感想としてみんなどういう事を思うのだろう。 ミステリとしてもよく出来ているが、戦争ってやっぱりこんなにも人の心を破壊するのだなぁというのが最初の感想だ。 海外ミステリを読む意義とまで堅苦しくは言わないが、日本の作家では書けない話というのはあると思う。数ある中の一つは...

本作を読んだ感想としてみんなどういう事を思うのだろう。 ミステリとしてもよく出来ているが、戦争ってやっぱりこんなにも人の心を破壊するのだなぁというのが最初の感想だ。 海外ミステリを読む意義とまで堅苦しくは言わないが、日本の作家では書けない話というのはあると思う。数ある中の一つは本作だ。主人公は女性兵士。イラクでの戦争体験もあるバリバリの経験者だ。本作は彼女だからこそ起きた悲劇でありミステリなので、戦争体験(しかも昭和10年代の民間人非戦闘員ではなく戦士として)のある女性などほぼ皆無な日本では描けない作品だ。 ミステリとしてもよく出来ているし、最後の落ちも綺麗に纏まっている。 でも私は、ミステリとしてよりも戦争とアメリカの歪んだ格差社会を描いた作品として本作を評価したい。

Posted by ブクログ

2024/02/21

 比較的最近コーベン・ファンとなったぼくとしては、まだ数作の読み残し過去作品が残っている状況にやきもき。シリーズ作品が中途で未訳となって以来、すっかりスタイルを変えたシリアス系ミステリの単発作品が続くコーベンだが、中にはお馴染みキャラクターを語り継いだセミ・シリーズ作品や、コーベ...

 比較的最近コーベン・ファンとなったぼくとしては、まだ数作の読み残し過去作品が残っている状況にやきもき。シリーズ作品が中途で未訳となって以来、すっかりスタイルを変えたシリアス系ミステリの単発作品が続くコーベンだが、中にはお馴染みキャラクターを語り継いだセミ・シリーズ作品や、コーベンワールド地続きと言えるような単発作品も見受けることができる。しかし、本書はそんな単発作品の中でも他のシリーズ・キャラクターは一切登場しないというかなり一作完成度に拘った作者の拘りが感じられる。  主人公が、単独でしかも女性、というだけでも珍しいかなと思えるし、全体構成がサスペンス重視というようになっていて、多層構造の時間軸がヒロインを取り巻く仕掛けだらけのびっくり箱構造というのが、ぼくの本書に対する印象である。謎や仕掛けやミステリーとしての楽しみ、ということに拘る読者であれば、この作品は作者の中でも最大級にトリッキーな作品と言えるかもしれない。  ヒロインの周囲に何人も事件や事故の死者が出ているという、まずもって偶然ではあり得ないような状況そのものが本書の特徴であり、その謎解きそのものが最後まで読者を引っ張る作品であるように思う。ヒロインに密接な関係のある夫と姉が、それぞれ銃殺され死んでいるという状況。さらに他の謎めいた死者たちが順を追って登場する。  何よりも夫の死すら疑わしくなる状況がスタート後すぐに登場する。死んだはずの夫が隠しカメラに映っていたのだ。ヒロインの目の前で暴漢によって銃殺されたはずの夫が。  以上の一見解けそうにない状況がヒロインを正常ではない状況に追い込んでゆくのだが、それでも異常の側に踏み込まずあくまで冷徹に真実を探ろうとするヒロインは、実は中東で度重なる戦闘経験を積んだ歴連の兵士なのである。彼女の経験したいくつもの理不尽な死と暴力の世界。サバイバルに長けた特殊能力の数々。クールさ。冷徹な知性。そうした彼女自身が捜索マシンであり武器であるというところが本書の特別な軸となってストーリーを引っ張ってゆくのだ。さすがコーベン・ワールド全快のエンタメ魂、と喝采を送りたい作品なのである。  後半はページを繰る手が止まらなくなり、一気に真相に向かって雪崩れる。夫の属していた貴族一族(ついボライター・シリーズのウィルを想起する)という権力というパワーの裏に控える闇の奥へと、読者はヒロインとともに導かれてゆく。沢山の家族や親子の姿が活き活きと暮らす中で、独り真実に向けて闘うヒロインの姿が頼もしい力作アクションである。  ちなみにネットフリックスでドラマ化(12回完結)されているようなので、メディアを変えた二度目の楽しみを求めてみようかと思っている。

Posted by ブクログ

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