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奇跡の男 徳間文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2018/05/02 |
JAN | 9784198943479 |
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奇跡の男
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奇跡の男
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商品レビュー
3.7
6件のお客様レビュー
短編集 解説の『五編に明確な共通点はないが、謎解きのプロセスを簡略化し、種明かしで読者を驚かす手つきは一貫している』というのがしっくりきた。 以下抜粋して雑感 ・奇跡の男 え、この設定がミステリ的謎解きになるの!?と思っていたら普通に解き明かされていた。すごい。 そして何より...
短編集 解説の『五編に明確な共通点はないが、謎解きのプロセスを簡略化し、種明かしで読者を驚かす手つきは一貫している』というのがしっくりきた。 以下抜粋して雑感 ・奇跡の男 え、この設定がミステリ的謎解きになるの!?と思っていたら普通に解き明かされていた。すごい。 そして何よりすごいのはその動機。本当なら共感なんて出来なさそうなものなのに、読んでいて「わかるわー」と心から感じてしまった。 ロマンがある動機……と言っていいのか?(笑 ・狐の香典 自家製の密造日本酒を提供するお店というのは、これは本当にあったのか……!? 30年以上も前の作品で、当時のリアルなのか、泡坂先生のジョークなのか、判断がつかないがそれはそれで楽しい。でも気になる。 ・密会の岩 ネタとしては、正直小ネタの一点突破といった感じなんだけど、ユーモラスな筆致で楽しく読めた。 キャラ名も全てあだ名で統一されていて独特な読み心地。 感想文を書こうと一編々々思い返していたのだけど、読了後以上に「上手い事作ってんなー」という気持ちが強くなった。 いや、大ベテランに向かって何言ってんだ、って感じだなと自分でも思うけども。 でも、ただ読み終えるだけじゃなくて噛み締めるからこそ増す楽しさ、こんなの感想文でも書こうと思わなきゃ味わえなかったよ。 改めてブクログありがとう。もちろん泡坂先生も。
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短編集の佳作、といったところだろうか。『煙の殺意』の方が断然上だが、こちらも一筋縄ではいかない。「奇跡の男」「妖異蛸男」などが個人的ベスト。
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帯に最高の短篇集とある。ほんとそうだなぁ。 5つの短篇集。 ミステリーなんだけどなんだか緩くてどこか可笑しくて、のほほんとしています。 殺人は行われるのに何故か笑える。 とても面白かったです。
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