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おいぬさま えほん遠野物語
定価 ¥1,650
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 汐文社 |
発売年月日 | 2018/04/01 |
JAN | 9784811324807 |
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おいぬさま
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商品レビュー
3.8
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
原作:柳田国男、文:京極夏彦、絵:中野真典。原作の36~42のうち36→40→37→38→41がこの絵本にあたる部分。遠野では狼の事を御犬と呼んだ。そして御犬の経立(ふったち):オオカミが常識の範囲をはるかに超えた年齢を重ね妖怪や魔物に変化したもの)は恐ろしいものである。御犬は群れをなし集団で行動をする。御犬の群れはある秋の終わりに北を目指して走り去っていった。それを境に遠野の野山からは御犬が消えたそうである。このシリーズは絵を描く人が毎回変わっているがその話に合った雰囲気が出ていてとても良い。
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遠野の山野には<おいぬさま>がたくさん棲んでいた。 お犬様とは、恐ろしい狼のことである。お犬様は、生まれたての馬くらいに大きく、火をも怖れない。大群でうなり声をあげながら、人馬に襲いかかり喰い殺してしまう・・・。 ある秋の終わりごろ、数えきれないほどの狼の群れが北へ向かった。 そ...
遠野の山野には<おいぬさま>がたくさん棲んでいた。 お犬様とは、恐ろしい狼のことである。お犬様は、生まれたての馬くらいに大きく、火をも怖れない。大群でうなり声をあげながら、人馬に襲いかかり喰い殺してしまう・・・。 ある秋の終わりごろ、数えきれないほどの狼の群れが北へ向かった。 その日を境に、遠野のお犬様は姿を消したという・・・。
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おいぬさまとは、狼のこと。 遠野物語の世界が迫力のある絵で表現されている。 おもしろ半分に触れてはいけないと思わされる雰囲気。
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