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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2018/04/27 |
JAN | 9784041067574 |
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商品レビュー
3.6
22件のお客様レビュー
祖母から母、そして娘へ。悩める少女たちに伝えたい感動物語。 感動、感動しました。小学5年生の少女たちの友情、ゆれ動く心、その3人の関係が緻密に描かれいてすんなり読めました。ラスト同窓会の再開も感動しました。
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若い頃、恋人の突然の死を体験した遼子、同窓会の知らせをきっかけに小5へとときは戻る。お盆の時期にぴったりな、大切なものが凝縮された物語り。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
椰月さんの本はこれが二冊目。 前に読んだ物語もとても好きだったけれど、この本は読み始めた一文目から「あ、この人の文章すごく好きだ」と感じた。主人公の遼子のあっけらかんとした、自分に素直な口調にシンクロするように、思った。こんな風に一文読むたびにうれしくなるのは久しぶりだった。 児童書、と分類に書いたけれど、正しいかは分からない。でもこれを叶うなら遼子たちの年代の時に読んでいたら物凄く生き方に染みこむ一冊になっただろうなと思ったら、児童書にしてしまった。 遼子の家はおばあちゃんが病気になり、それを機にお母さんは仕事を辞めた。父親のお母さんなのにお父さんはおばあちゃんの世話をお母さんに任せているのも、中学生のお兄ちゃんが家のことを手伝わないことも、それを許している家族にも遼子は少し不満をもっている。不満、まではいかないけれど、不信の種のようなものが植えられていくような。 遼子の友人の美音は五年生になって仲の良かった友達とクラスが離れ、少し怒りっぽくなっていた。彼女には亡くなった小さな弟がおり、その存在が彼女のなかで大きく重たい重りとして彼女の小さな体を揺らしている。 そんな二人はクラスメイトの四葉と仲良くなる。四葉の家は幽霊屋敷と噂されるほど大きな家で、その家には四葉の母、四葉の祖母、そして四葉に詩吟を教えてくれている曾祖母がいっしょに暮している。 彼女にはどこか不思議なところがあり、遼子は彼女に魅かれる。 ある日四葉が詩吟を見てみないかと美音と遼子を誘ってくれたのだが、そこから彼女たちは魂同士の触れ合いを体験することになる。 遼子のおばあちゃんが病気になり、いままで大好きだったおばあちゃんが少し疎ましく、可哀想なのにイラつきを覚える存在になったことに動揺し、自分のことを残念に思う気持ちがよくわかる。 美音の亡くなった弟が賽の河原で石を積んでいるなんて可哀想だと泣きじゃくる場面、ひどい言葉を四葉に投げつけながら、いっしょに傷付いている姿がありありと浮かんだ。 四葉という子のにこにことした顔を、遼子がお地蔵さんのようだと気づく前から、私は同じことを考えていた。 四葉ちゃんってお地蔵様みたいな顔で笑うなぁと。 彼女たちの問題が蔵に入ったあと劇的に変わっていくわけではないけれど、自分の心の在り方が定まったら、それだけで大丈夫になることがある。 一度知った真実が、それからの大きな自分の時間を、遠くに来ても照らしてくれる。 そういうお話だった。
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