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縄文文化が日本人の未来を拓く
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
| 発売年月日 | 2018/04/25 |
| JAN | 9784198645953 |
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縄文文化が日本人の未来を拓く
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商品レビュー
3.4
8件のお客様レビュー
なぜ縄文時代は1万年以上も続いたのか、その理由を著者は「自然との共存共生にある」と説く。 縄文人達は、住まいの空間「ムラ」を作り、生きるための糧を得る空間を「ハラ」として自然そのものとし、はっきりと区分けしていた。 「ハラ」では狩猟・漁労・採集を生業の三本柱とし、大陸的文明開花の...
なぜ縄文時代は1万年以上も続いたのか、その理由を著者は「自然との共存共生にある」と説く。 縄文人達は、住まいの空間「ムラ」を作り、生きるための糧を得る空間を「ハラ」として自然そのものとし、はっきりと区分けしていた。 「ハラ」では狩猟・漁労・採集を生業の三本柱とし、大陸的文明開花の第一歩とされた農耕には見向きもしなかった。 生活の糧を得るために縄文人達は「ハラ」に出向くのだが、必要最低限の量だけを分け与えてもらうというスタンスだ。 弥生時代以前に始まった農耕は、人々の食料事情を画期的に変えた反面、人々にとっては重労働を強いる事になる。 縄文人達は「ハラ」での狩猟・漁労・採集が労働だったのだが、当時の自然環境は縄文人達が生きて行く上では豊な資源供給量があり、労働時間も実質数時間で終わった可能性が高い。 農耕は穀物などの収穫のため、農作業には多くの労働が必要だということだ。 その代わりに安定した大量の食料は、人口の増加に大きな貢献をもたらした。 そして大量に生産される穀物から、資本主義の概念が生まれて行く事になる。 農耕の始まりによって広大な自然環境を人口的に変化させ、利便性を求めて高度な文明を築き上げた結果、地球環境は大きく様変わりし、今の地球は青息吐息となってしまった。 この一冊の表題『 縄文文化が日本人の未来を拓く 』では日本と謳っているが、これは世界と置き換えるべきかと思う。 まだ間に合うのかどうかは不明だが、この一冊から縄文人達が実践した「自然との共存共生」を一考する価値はあると思う。
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地元に史跡もあり、博物館にも何度か足を運んでいますが、学術的な本を読んだことがなかったので読んでみました。 そして、読み終わって気づいたけど、著者も地元の方でした。しかも今年お亡くなりになられたそうで、例の博物館の初代館長さんだったと新聞記事で知りました。 縄文時代のことは色んな...
地元に史跡もあり、博物館にも何度か足を運んでいますが、学術的な本を読んだことがなかったので読んでみました。 そして、読み終わって気づいたけど、著者も地元の方でした。しかも今年お亡くなりになられたそうで、例の博物館の初代館長さんだったと新聞記事で知りました。 縄文時代のことは色んな学者さんが、様々な見解を述べているそうですので、他の視点の本も読んでみないと分かりませんが、自分としては腑に落ちる内容ではありました。 またこの本の内容を確認して比較するために博物館に足を伸ばして、あらためて展示を見てみようと思います。
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縄文にストーンサークルがあるのを知らなかった。自然からの恵みで自然と共生していた彼らにとって、太陽の軌道を知り、四季を巡る植物の循環を知り、それを群れで組織知化する戦略は合理的だ。 土器も、加工や保存で定住を後押しした。 そんな暮らしでは、生きる糧を得る労働時間は少なく、資本に搾...
縄文にストーンサークルがあるのを知らなかった。自然からの恵みで自然と共生していた彼らにとって、太陽の軌道を知り、四季を巡る植物の循環を知り、それを群れで組織知化する戦略は合理的だ。 土器も、加工や保存で定住を後押しした。 そんな暮らしでは、生きる糧を得る労働時間は少なく、資本に搾取され、物欲と将来不安に金銭への欲求を追い立てられる我々より幸せに人生を楽しんだのだろう。 敬愛するソーローはそれを実証した。 その縄文が終焉し弥生を受け入れた。なぜその選択をしたのか考えれば、時計を戻して、我々が幸せに暮らせるベストバランスがわかるかもしれない。
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