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国税調査トクチョウ班 マイナンバーで「封じる脱税」「逃れる脱税」
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 法令出版 |
発売年月日 | 2018/04/17 |
JAN | 9784938419004 |
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国税調査トクチョウ班
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国税調査トクチョウ班
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
元マルサ国税OB税理士の上田二郎先生による実録税務調査本。続編が刊行されるたびにネタ切れ感を感じ始めているが、ところどころに臨場感のある描写が読み取れる。建設業界、飲食業、ピンク産業などお約束の調査ターゲットをネタに上田先生の調査手法が垣間見れて、実務にも生かせそうな楽しめる内容...
元マルサ国税OB税理士の上田二郎先生による実録税務調査本。続編が刊行されるたびにネタ切れ感を感じ始めているが、ところどころに臨場感のある描写が読み取れる。建設業界、飲食業、ピンク産業などお約束の調査ターゲットをネタに上田先生の調査手法が垣間見れて、実務にも生かせそうな楽しめる内容であった。 P67 調査の視点は、会計伝票が正しく申告に反映しているかの一点に絞られた。自分たちの伝票を分かり易くするため、2人で日本酒を2種類ずつ合計4種類注文し、2時間ほど飲んで1万6,500円を支払った。今回は官費で潜入しているが、領収書の発行は要求しなかった。 潜入調査は原則的に領収書が必要で、支払った資金の裏付けがなければ会計課は通らないのだが、現金商売の場合、領収書を求めると警戒して売上に計上する可能性が高まる。 領収書は動かぬ証拠になってしまうため、発行した客の売上は除外しないからだ。よって潜入調査では効果測定を期待して領収書の発行を求めない。そして、潜入調査報告書に「調査効果測定のため、領収書の発行は求めていない」と記載することによって、捜査費の領収書の添付が免除される仕組みになっている。 P196 また、平成29年になって国税庁はIT(情報技術)を駆使した悪質な脱税や国際的な税逃れに対応するため、国税犯則取締法を68年ぶりに改正して査察権限を強化した。 法改正によって強制調査で差し押さえたパソコンのデータを、ターゲットの同意がなくても調査できる権限を与えた。 具体的にはクラウドなどサーバー内に保存された電子メールや会計帳簿の開示要請ができるようになったため、海外子会社や会計事務所とやり取りしたメールを入手することが可能になり、脱税の摘発がしやすくなった。 絶対にばれないと思っていても、ある朝、玄関のテレビモニターに複数の査察官の姿が映し出されているかもしれない。
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国税調査 トクチョウ班 ―マイナンバーで「封じる脱税」「逃れる脱税」―。上田二郎先生の著書。マイナンバー制度の制度そのものが非難されることがあるけれど、大多数の真面目に働いて納税している人たちから見れば何の問題もないように思います。やましいことがあれば別なのかもしれないけれど。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ドラマ「トクチョウの女(フジテレビ)」の原作本「第2弾」。ドラマを見たが殺人事件あり、マルサの強制調査ありと総花的で、トクチョウ班の醍醐味がイマイチ伝わらなかった。しかし、この本は実話でホンモノの税務調査。東京スカイツリー建設時の近隣対策費のキックバックや、名義貸しをする税理士の事案が描かれているが、調査官の心理描写が克明で面白い。任意調査でありながら証拠を集めて限界まで攻め込み、自分のところで手に負えなければ国税局との合同調査に持ち込む。税務職員の矜持が垣間見れる一冊で、税務関係者、税理士などは一読しておいて損はない。1800円はちと高いのと、なぜ、ダイヤモンド社から続編を出さなかったのか気になるところだが・・・
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