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自治体議会改革の固有性と普遍性 法政大学現代法研究所叢書43
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自治体議会改革の固有性と普遍性 法政大学現代法研究所叢書43

廣瀬克哉(著者)

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自治体議会改革の固有性と普遍性 法政大学現代法研究所叢書43

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 法政大学現代法研究所/法政大学出版局
発売年月日 2018/03/01
JAN 9784588630439

自治体議会改革の固有性と普遍性

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2019/01/11

「議会基本条例の時代」とも呼べる近年の自治体議会改革には、日本の自治体改革という文脈の刻印を受けた固有の改革運動という性質と、一定の普遍性をもった地方政治の民主主義実現運動という性質の両面があることをとらえ、両者の関係を掘り下げることを目指して行われてきた共同研究の現段階での成果...

「議会基本条例の時代」とも呼べる近年の自治体議会改革には、日本の自治体改革という文脈の刻印を受けた固有の改革運動という性質と、一定の普遍性をもった地方政治の民主主義実現運動という性質の両面があることをとらえ、両者の関係を掘り下げることを目指して行われてきた共同研究の現段階での成果をまとめたもの。議会改革の時代の自治体議会改革のさまざまな側面を取り上げている。共同研究では、自治体議会改革を分析する理論的基盤や実践的な改革推進への制度・組織設計上の治験の析出を目指すこととされている。 自治体議会改革について、理論的又は実践的に興味深い論考が並んでいる。特に、議会事務局について、国会の補佐機関と対比しつつ、制度形成史と機能論の両面から論じる「第3章 議会事務局の役割―国政における議論を手がかりとして」や、議会審議による争点の形成に着目し、その争点を議会の政策資源と位置付けて、議会による政策制御を論じる「第5章 政策議会の政策過程と「争点資源」開発」が参考になった。定点観測的に2017年まで行われてきた自治体議会運営実態調査を中心として、議会基本条例の時代の改革を事実として確認する「第1章 統計でみる自治体議会の変容」も、近年の自治体議会改革の全体像を把握するという点で有益だった。 一方で、松下圭一氏の影響を受けた執筆者が多いためか、全体的に理想主義的傾向が強いように感じられ、自分にはあまり肌に合わない部分もあった。

Posted by ブクログ

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